ごあいさつ  広島県立視覚障害者情報センター   所長 橘高則行  情報センターご利用の皆さん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。平素は情報センターをご利用いただきありがとうございます。道沿いに咲いていた山茶花も終わり、桃や水仙が咲き誇り、桜の便りが聞ける季節となりました。  年度末は卒業や進級、退職や異動等があり、新年度に入れば入学・就職を迎え、心機一転、目標(ゆめ)を掲げ、希望を膨らませ歩まれる事と思います。皆さんの周りにもそのような方がおられるのではないでしょうか。  先日読んだ雑誌にこんな記事がありました。花柳界で初めて「旭日双光章 芸術文化功労」を受章された赤坂育子さんの「運が良くなる心掛け」です。 60年以上芸者として活躍し、今でも現役の赤坂さんは、初めての出会いの場を大事にしてきたそうです。赤坂さんは政界や財界の有名な方々からご贔屓にされることもあり、お客様に育てていただいたからこそ芸者を続けることができたと言われています。  そのため、赤坂さんは食事の前にこれまでの出会いに感謝しながら唱えていることがあるそうです。ハイという、素直なこころ。ありがとうという、感謝のこころ。私がしますという、奉仕のこころ。お陰様でという、謙虚なこころ。すみませんという、反省のこころ。人には愛、花には水を。初心を忘れるべからず。言い訳は口答え。と心掛けていることを口に出して自分に言い聞かせて仕事に打ち込んだことで運が良くなったと言われています。  私も今年の目標に「感謝する」を掲げています。色々課題が与えられますが、自分を成長させてくれる栄養だと思い、過ごすことを心掛けているところです。  前回のセンターだよりでも取り上げましたが、今年は点字考案200年と言う節目の年です。改めて点字に注目し、点字の習得により人生を変えられた方を紹介します。藤野高明さんです。  藤野さんは昭和13年に生まれ、大阪市立盲学校高等部で社会科の教諭を勤めた後、65歳の時に「人と時代に恵まれて」という手記で第37回NHK障害福祉賞最優秀賞を受賞されました。人生は与えられるものではない、自分で拓くものだということを、全身で語った手記です。  7歳の時、不発弾の爆発によって両眼の視力と両手を失った藤野さんは、その後20歳まで就学の機会を与えられませんでした。しかし、入院中、一人の看護婦さんが読んでくれた北条民雄の『いのちの初夜』で生きる勇気と目的を見つけます。藤野さんはこの著書で、視力も手指も失くしたハンセン病患者が唇や舌先を使って点字を読んでいることを知ったのです。そして藤野さんも唇での点字の触読に挑戦されます。最初のうちは文章を解読することが全くできませんでしたが、「継続は力」だと何度も試みるうち、ついに文字や文章を読むことができるようになりました。藤野さんはその事を「文字の獲得は光の獲得でした」と言われます。点字を書く時は、左右の前腕で点筆をはさみ持ち、背中をまげて書かれます。点字の読み書きが出来ると猛然と学習意欲が湧き起こったそうです。その後、藤野さんは通信教育で大学を卒業し、32歳で教員資格を取って、盲学校の教師を三十年勤め定年退職されました。  視覚に障害を持つ方で、読み書きのツールとして点字を習得し、人生が大きく好転した方は沢山おられると思います。中途失明で今更点字と言われる方がおられますが、自分で点字を触り読めた喜びは、何事にも代える事の出来ない事ではないでしょうか。  今年は点字に注目し、より一層点字の普及に努め、情報センターの運営にも生かしてゆきたいと思います。センターに関するご意見ご要望等がありましたらお聞かせください。引き続き職員一同、図書のご利用をお待ちしています。 お知らせ ●3・4月の休館日・図書整理日 休館日・図書整理日は、電話対応、貸出等はお休みをいただきます。皆様のご理解ご協力をよろしくお願いいたします。 休館日  毎週土曜日、3月20日(木)、4月29日(火) 図書整理日  3月31日(月)、4月30日(水) ●広島県立視覚障害者情報センター特別整理期間について 当館は2025年3月2日(日)〜2025年3月6日(木)までの期間、特別整理期間のため休館いたします。期間中、図書・雑誌の貸出は停止します。郵送による図書の返却は通常通り受け付けます。ご利用の皆様には大変ご不便をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。 センターイベント情報 3月・4月に開催する広島県立視覚障害者情報センター主催のイベントをご案内します。行事に参加ご希望の方は、必ずお申し込みをお願いいたします。みなさんの参加をお待ちしています。パンフルート教室(バンブス)・はりねずみ合奏団の皆さんも活動中です。 【申込み期間】3月7日(金)〜定員に達し次第締め切ります。 お早目にお申し込みください。 【申込み・問い合わせ】 広島県立視覚障害者情報センター 【電話】 082−229−7878(留守番電話でのお申込みはご遠慮ください) ●行事に参加される方へのお願い @ 申し込みが定員に達した場合はキャンセル待ちとなります。 ※「パン教室」「発酵教室」「フラワーアレンジメント」は、人数が多い場合は抽選になります。 3月12日(水)までにお申し込みください。抽選の結果は、3月13日(木)に、当選された方にのみご連絡いたします。 A 会場の記載がないイベントにつきましては、広島県立視覚障害者情報センターで行います。 B 体調不良の方は参加をご遠慮ください。欠席される場合は、必ずセンターにご連絡ください。 C センターの活動の周知・促進のために、職員がイベントの様子を撮影することがございます。また、撮影した写真・映像はSNSに掲載させていただく場合がございます。あらかじめご了承くださいますよう、お願い申し上げます。 皆様のご理解ご協力をお願い申し上げます。 ●パン教室「プチリブロン」 3月・4月レッスンのお知らせ 【3月レッスンメニュー】 3月レッスンは、ホシノ丹沢酵母で発酵させるピザを作ります。 いろんなトッピングで楽しめるので、一度覚えておくと応用がききます。1人1枚焼きますので(生地量は同じでも伸ばす大きさによって直径は異なります)、センターで食べきれなかった分を持ち帰れるように平たいタッパーをお持ち下さい。 持ち帰り生地用の1リットルタッパーをご持参下さい。 【4月レッスンメニュー】 4月レッスンはあんぱんを作ります。 ホシノ丹沢酵母で発酵させる菓子パン生地は、しみじみした美味しさです。 持ち帰り生地用の1リットルタッパーをご持参下さい。 みなさんのご参加をお待ちしております。 日時:3月17日(月)、3月18日(火)、4月1日(火)、4月8日(火)  いずれも10:00〜12:00(予定) 講師:大津小百合先生 定員:各回4名 参加費:500円 持ち物:3月 エプロン、1リットルタッパー、平たいタッパー(食べきれなかったピザ用) 4月 エプロン、1リットルタッパー ●レッツエンジョイ!フラダンス! フラダンスは年齢や経験を問わず誰でもチャレンジしやすい踊りです。初心者の方や、子どもから年配の方まで多くの人が踊ることができます。 みんな笑顔なので自分も癒されます!みんなが幸福感で満たされるような踊りは、他にはなかなかありません。 まずは教室をのぞいてみませんか? 日時:3月18日(火)、4月15日(火)     いずれも13:30〜15:00 インストラクター:山肩由美子先生 定員:15名 参加費:無料 持ち物:飲み物、タオル ●きんさいサロン「ゆるる」へのお誘いです。 視覚障害者手帳を持って間もない方やセンターのことがよくわからなかったり、あるいはなんとなく敷居が高く感じておられる方へのお誘いです。 サロンでは「ゆるる応援団」と名のる、自分自身も視覚障害者であるメンバーが皆様をお迎えします。自らが抱える障壁を乗り越えることに毎日を愚直に生きている者たちです。 コーヒーを飲みながら、おしゃべりを楽しんだり、ギターを伴奏に歌ったりしています。2ヶ月に1度、午後のひと時をご一緒に過ごしませんか?                                       ゆるる応援団一同 日時:3月25日(火) 13:00〜15:00 参加費:無料 ●太極拳&健康体操 呼吸に集中してゆったりと動く太極拳。ゆっくりとした動作や体重移動は足腰の筋力を鍛えるのに優れ、バランス感覚を養い、転倒防止につながります。決まった型はありますが、初めはあまり動きにとらわれず、体と心の緊張をほぐすことを意識することがポイントです。初心者も大歓迎!気軽にご参加ください。 日時:3月27日(木)、4月24日(木)  いずれも13:30〜15:00 講師:松田峯子先生 定員:15名 参加費:無料 持ち物:動きやすい服装(ズボン)、ズック、タオル、お茶・水 ●発酵のトビラOpen♪ 発酵ワークショップのご案内 発酵食品の魅力をもっと、いろんな人に知ってもらいたい。食の大切さを伝えていきたい!明るく元気な笑顔いっぱい、山田明子先生の発酵教室です。 日時: 3月28日(金) 13:00〜15:00(予定) 「味噌づくり」 2月に人気だった味噌づくり、3月もやります! 去年仕込んだ方も、初めての方も、お待ちしてます。 味噌1キロ仕込んで、お持ち帰り。 みそ汁付き。 日時: 4月25日(金) 13:00〜15:00(予定) 「甘酒と麹クリームいろいろ」 お砂糖なしでこんなに甘い! 麹を使った甘酒や麹クリームを作りましょう。 試食付き。 講師:山田明子先生 定員:味噌 6名 ※2月のレッスンに申込みをし、受けられなかった方が優先となります 甘酒と麹クリーム 8名 参加費:500円 持ち物: :エプロン、手拭き、持ち帰り用エコバッグ ●フラワーアレンジメント お花に触って心和ますフラワーセラピー!! 大好評の関川先生のフラワーアレンジメント教室。 今回のテーマは 春のアレンジメントです。 植物に触れながら、癒しの時間を楽しみましょう。 日時:4月3日(木)  13:30〜15:30 講師:関川章子先生 定員:10名 参加費:500円 ●パンフルート「チーム バンブス」メンバー新規募集につき初心者講習会を開催します 初心者の方を対象に、全3回の講習会を開催いたします。現在活動中のメンバーも、全員初心者講習会から始めました。吹けるか心配な方も安心してご参加ください。初心者講習会の後に通常メンバーの練習もありますので、引き続き見学参加も可能です。 ※パンフルートはセンターからの貸与です。 日時:4月6日(日)、4月20日(日)、5月11日(日) いずれも13:30〜14:30 講師:庄ゆかり先生 参加費:無料 ●パンフルート「チーム バンブス」4月、5月の練習日のお知らせ 初心者講習会の後に練習しますので通常の時間から変更になっています。ご注意ください。 日時:4月6日(日)、4月20日(日)、5月11日(日) いずれも15:00〜17:00 ●楽しいピラティスレッスン♪心も身体もすっきりしましょう! 肩がこる、腰が痛い、下腹ぽっこり、猫背・・・ そんな不調の改善を期待できるのがピラティス!効果を感じてハマる人が続出中! 運動が苦手な方にもおすすめです。ピラティスで体も心もすっきりしましょう。 今回、3月のレッスンはお休みです。 ※ ピラティスとヨガは似ているようで、全く別物です。ピラティスはケガをした方のリハビリテーションから始まったエクササイズです。 日時: 4月17日(木)     14:00〜15:30 インストラクター:ワンズフィットネス 樫木和波先生 定員:15名 参加費:無料 持ち物:飲み物、タオル、五本指ソックスがおススメです ●パンフルート「チーム バンブス」サロン開催のお知らせ 毎月2回、日曜日に開催しているパンフルート教室の「チームバンブス」がサロンを開きます。広島県内で活動しているパンフルート団体の方と一緒にパンフルートに触れてみませんか?興味がある方、習ってみたい方はもちろん、見学だけでもOKです。おしゃべりしながら楽しくパンフルートの魅力を感じてみませんか? ※パンフルートとは、ギリシャで演奏されている世界で最も古い木管楽器のひとつで、主に竹で作られ、長さの違いと息の吹き方で違う音程を出す楽器です。 日時:5月25日(日) 13:00〜15:00 講師:庄ゆかり先生 参加費:無料 ●はりねずみ合奏団団員募集中! はりねずみ合奏団では一緒に楽しく演奏したい方を募集中です。 活動は月1回、日曜日です。 人数は約20名で、楽器は鍵盤ハーモニカ、キーボード、鉄琴、大正琴、ドラム、フルートなどさまざまです。 興味のある方、ぜひ一度見学に来てみませんか。 日にちなど、詳しくは電話でお問い合わせください。 みんなの広場 みなさんからお寄せいただいた情報やお知らせをご案内します。 ●月刊雑誌「PHP」製作終了のお知らせ 月刊雑誌「PHP」のデイジー図書の貸出をしてまいりましたが、諸事情により、2025年2月号をもって終了することとなりました。長い間、ご利用ありがとうございました。 ●雑誌「ESSE(エッセ・抜粋版)」製作館変更のお知らせ 月刊雑誌「ESSE(エッセ)」ですが現在の製作館のデイジー製作中止に伴い、2025年5月号より製作館と内容が次のように変更になります。 ・製作館 名古屋市立鶴舞中央図書館 ・全文版 現在ご利用中の方は引き続き貸出をいたします。新規貸出希望の方は当館までご連絡ください。 ●月刊雑誌「鉄道ジャーナル」原本休刊のお知らせ 鉄道ジャーナル社発行の「鉄道ジャーナル」が令和7年6月号(令和7年4月21日発売予定)を最終号として、休刊になります。それに伴い、音声デイジー版も製作を休止とさせていただきます。令和7年3月号の巻頭で休刊のお知らせが入っています。長い間、ご利用ありがとうございました。 なお、同分野の月刊雑誌「鉄道ピクトリアル」(他館製作デイジー全文9時間)もございますので、貸出希望の方はご連絡ください。 雑誌につきましては多数のジャンルを貸出しております。ご希望の雑誌がございましたら、お気軽にお問い合わせください。 「センター製作雑誌」のご案内 ●くれえばん  月刊  デイジー(8時間) 内容:グルメ、イベント、観光情報など、呉市のタウン情報誌。 ●すこやかファミリー 月刊  デイジー(2時間) 内容:家族の健康に役立つ情報を掲載しているファミリー向け健康情報誌。 ●大乗 月刊  デイジー(4時間) 内容:対談や、活動紹介、親子で読める童話など、浄土真宗のみ教えを伝える月刊誌。 ●広島アスリートマガジン 月刊  デイジー(5時間) 内容:広島東洋カープとサンフレッチェ広島の情報満載。 ●ひろてんナビ 月刊  点字(1)  デイジー(2時間) 内容:新聞記事、情報誌などから気になる話題を幅広くピックアップ。 ●本の雑誌 月刊  デイジー(13時間)  内容:書評とブックガイドを中心に、本や活字に関するありとあらゆる話題を詰め込んだ月刊の本の情報誌。 ●週刊文春WOMAN 季刊  デイジー(13時間) 内容:カルチャー、ライフスタイル、インタビュー、豪華対談等、大人の女性のための雑誌。 視覚障害者の最新IT情報「ラビット通信」 株式会社ラビットの代表取締役・荒川明宏さんのコラムです。毎回、便利で生活を豊かにしてくれる最新情報をご案内! 今回のテーマは「ナビを使用した歩行の体験談」 です。  視覚障害者にとって「歩行」は重要なキーワードです。一人で好きな場所に行けることはとても便利です。そこで注目されるのが「ナビ」の存在です。信号を読み取れるアプリや、ナビをしてくれるアプリ、目的地を足の振動で伝えてくれるデバイスなど、さまざまなものがあります。  私は先日、近所の小学校に用事があり、盲導犬のカラちゃんと一緒に行きました。行きは妻に入口まで連れて行ってもらい、帰りはナビを使ってみようと思いました。家族が「迎えに来るから」と言ってくれましたが、あえて断り、一人で帰ることにしました。近所の小学校ですが、私は一人で杖を使って歩ける自信がありません。カラちゃんもほとんど来たことがない場所です。家から徒歩15分の距離ですが、住宅地で歩道と車道の段差がなく、路地が入り組んでいるため、少し複雑です。  さて、目的地を自宅に設定し、カラちゃんとスタートしました。ナビは「左」「右」などと指示してくれるので、その通りに歩いていきました。しかし、いくら歩いても家の近所にいる感じがしません。そして、電車の音が聞こえてきました。線路、学校、自宅の順に並んでいるので、線路の音が聞こえるということは、自宅とは逆方向に向かっていることになります。  私は目的地を自宅以外の場所に設定してしまったのかもしれませんし、今どこにいるのかも分かりません。通りかかった人に声をかけ、自宅の住所を伝えて方角を教えてもらいました。そして、iPhoneを渡して目的地を再設定してもらい、再び自宅に向けて出発しました。  しかし、しばらく歩くと再び電車の音が聞こえてきました。この時点で私は気持ちが折れてしまいました。タクシーを捕まえるような場所でもなく、どうやって家に帰ろうか途方に暮れてしまいました。  まずは妻に連絡しました。すると「すぐに迎えに行くから、その場で動かないで」との指示。おそらく、iPhoneのファミリー共有機能で私の居場所が分かったのでしょう。ただ、待っている間不安になり、イライラしてしまいました。そこでデイジーを聞きながら待つことにしました。  そして、妻が無事に迎えに来てくれました。  皆さんはこれを読んでどう思われますか?私の歩行能力の不足が原因かもしれません。ナビの誤差が原因かもしれません。  ナビは、歩道と車道が分かれている区画整理された場所では大きな効果を発揮すると思います。しかし、住宅地のような特徴の少ない場所では難しいのかもしれません。ナビには5メートルの誤差が必ずあります。この誤差が積み重なると大きなズレとなり、全く違う場所にたどり着く可能性もあります。 株式会社ラビット代表取締役 荒川 明宏 〒169-0075 東京都新宿区高田馬場1-29-7 スカイパレス401 電話 03-5292-5644 FAX 03-5292-5645 メール:eigyo@rabbit-tokyo.co.jp 新刊図書案内 【特集コーナー】 **3月22日、日本初のラジオ放送開始から100年を迎えます** ●NHK放送番組時刻表 年刊 デイジー(3時間) 内容: NHK総合テレビ、Eテレ、ラジオ第1・第2、FMの番組名や内容を時刻にそって収録。曜日単位の聞き飛ばしも可能。 ●NHKが悩む日本語 ― 放送現場でよくあることばの疑問 ― NHK放送文化研究所 著 幻冬舎 2023 他館製作  点字(2)  デイジー(4時間) 内容: 「数日」は何日ぐらい? 赤ちゃんパンダの数え方は? 放送現場や視聴者から寄せられるよくあることばの疑問を、NHK文研用語班が回答する。NHK放送文化研究所ホームページ掲載記事を書籍化。 ●これでは数字が取れません 望月 拓海 著 講談社 2021 他館製作  点字(4)  デイジー(8時間) 内容: 伝説の放送作家・韋駄源太が率いる作家集団「韋駄天」の新人採用試験で、番組作りへの情熱は誰にも負けない元ヤン・大城了は、超あがり症の企画作りの天才・乙木花史と出会った! 熱くて笑えて最後に泣けるお仕事エンタメ。 ●今日も世界の片隅で ― テレビの裏側で30年 ― 宮澤 豊孝 著 幻冬舎メディアコンサルティング 2021 他館製作  デイジー(5時間) 内容: 届けたいのは、世界の片隅で懸命に生きる人々の姿−。長年テレビ番組制作に携わるディレクターが、世界中の取材現場で見てきた人々の力強い生き様を通して、日々を生きてゆくことの魅力を伝える。 ●テレフォン人生相談 ― 心のマスクを忘れるな ― 加藤 諦三 著 ニッポン放送 2021 他館製作  点字(3) デイジー(4時間) 内容: 半世紀以上も続くニッポン放送ラジオ番組「テレフォン人生相談」。昭和・平成・令和とリスナーの悩みを聞いてきたパーソナリティが、幸せになる事を拒否する人の抑圧された心を掘り下げ、幸せへの目覚めかたを伝える。 **広島駅・新駅ビルminamoa(ミナモア)が3月24日開業!** ●鉄道ファン 月刊 デイジー(9時間) 内容: 最新と懐かしの鉄道情報満載のビジュアルマガジン。40年以上、多くの鉄道ファンから愛されてきました。美しい写真と幅広い執筆陣の記事があなたを素晴らしい鉄道の世界へ誘います。 ●怒鳴られ駅員のメンタル非常ボタン ― 小さな事件は通常運転です ― 綿貫 渉 著 KADOKAWA 2022 他館製作  点字(3)  デイジー(5時間) 内容: 駅員はどんな仕事をしているのか。どんなことがトラブルになりやすいのか。どんな苦労があるのか。毎日10万人超が大移動する身近な異世界“駅の裏側”を元鉄道員のYouTuberが明かす。 ●沙林 ― 偽りの王国 ― 帚木 蓬生 著 新潮社 2021 他館製作  点字(12)  デイジー(22時間) 内容: オウム真理教による平成最悪の事件。未知の毒物と戦ったのは、医師や駅員、警官だった…。現役医師が、資料と知識を土台に「オウム」の全貌を描く。 ●駅メロものがたり ― 人とメロディの中心に鉄道があった ― 藤澤 志穂子 著  交通新聞社 2024 他館製作  デイジー(7時間) 内容: JR福島駅の「栄冠は君に輝く」など、列車の発着時に流れるメロディ。流れる曲とその駅や街のゆかりのエピソード、導入に関する物語を紹介する。 ●思い出列車が駆けぬけてゆく ― 鉄道ミステリ傑作選 ― 辻 真先 著  戸田 和光 編 東京創元社 2022 他館製作  点字(6)  デイジー(11時間) 内容: トラベルライターの瓜生慎・真由子夫妻は、東京行きのお座敷列車の車内で大事件に巻き込まれ…。「お座敷列車殺人号」など、鉄道ミステリ短編から、評論家・戸田和光が12編を厳選し収録。『問題小説』など掲載を書籍化。 **東洋医学で体を整える** ●声の食生活情報 月刊 デイジー(1時間) 内容: 健康、栄養、料理、食の話題、食文化など、食生活に関する知識と情報を紹介する、食生活総合誌。 ●NHKきょうの健康 月刊  点字(4) デイジー(8時間) 内容: 日々の健康づくりに役立つ情報をお届けする「きょうの健康」。確かな取材に基づいた信頼のおける医学・健康の最新情報を、わかりやすく解説します。 ●大人女子のゆるっと漢方生活 櫻井 大典 監修  主婦の友社 編 主婦の友社 2021 他館製作  点字(2) デイジー(7時間) 内容: 年齢を重ねるとともに、体のあちこちにちょっとした不調が出てくる。漢方を体質のタイプ別に、日常生活に今日から取り入れられる、生活習慣や食事の整え方を紹介。 ●医師が教えるゆる漢方 ― 身近な食材をくすりに変える ― 板倉 弘重 監修 エクスナレッジ 2022 他館製作  デイジー(6時間) 内容: 食事は不調に効く薬であり、続けることで健康維持につながる庶民の漢方。身近な食材を使った不調に効く食の知恵や、女性にうれしい美容の知恵、こころの不調を改善する知恵を厳選して紹介する。 ●健康保険が使える漢方薬の事典 今津 嘉宏 著 つちや書店 2022 他館製作  デイジー(14時間) 内容: 市販・処方されている148の「健康保険が使える漢方薬」を取り上げ、症状別の選び方・使い方をわかりやすく解説。217の疾患・病状から引ける漢方薬索引も掲載する。 **人間がいちばん賢いのか** ●恋するサル ― 類人猿の社会で愛情について考えた ― 黒鳥 英俊 著 CCCメディアハウス 2020 他館製作  点字(2)  デイジー(4時間) 内容: 育児放棄された赤ちゃんチンパンジーを、血のつながりがないメスがわが子同然に育てる。強いゴリラが小さなダンゴムシをやさしくペットのように扱う。時には、飼育員に恋もし…。伝説の飼育員が、類人猿の愛の物語を紹介する。 ●Ank(アンク):a(ア) mirroring(ミラーリング) ape(エイプ) 佐藤 究 著 講談社 2017 他館製作  点字(7)  デイジー(15時間) 内容: 2026年、多数の死者を出した京都暴動(キョートライオット)。感染症でもテロでもない。発端となったのは一頭の類人猿。東アフリカからきた「アンク(鏡)」という名のチンパンジーだった…。人類初の災厄に、霊長類研究者が立ち向かう! ●ゴリラ裁判の日 須藤 古都離 著 講談社 2023 他館製作  点字(5)  デイジー(14時間) 内容: ローズはとても賢く、言葉を理解し人間と「会話」ができるゴリラだ。人間の子供を助けるために、という理由で、夫ゴリラが射殺される。そしてローズは、人間に戦いを挑む。力ではなく、知恵と勇気を武器に。法廷で。 ●スマホを捨てたい子どもたち ― 野生に学ぶ「未知の時代」の生き方 ― 山極 寿一 著 ポプラ社 2020 他館製作  点字(2)  デイジー(4時間) 内容: 「スマホを捨てたい」という高校生たち。AI時代に生きる若者が、スマホで人とつながることに漠然とした不安を感じている。人類の歴史とゴリラ研究の見地から、生物としての人間らしさ、隠された野生の力を探る。 ●猿の戴冠式 小砂川 チト 著 講談社 2024 他館製作  デイジー(5時間) 内容: ある事件以降、引きこもっていた競歩選手の女は、動植物園へ向かう。彼女は言葉を機械学習させられた類人猿ボノボと邂逅し、魂をシンクロさせていき…。 **ちょっと気になる南極** ●南極で心臓の音は聞こえるか ― 生還の保証なし、南極観測隊 ― 山田 恭平 著 光文社 2020 他館製作  点字(4) デイジー(9時間) 内容: 南極大陸の奥に進むと、静かすぎて己の心臓の音が聞こえる…。そんな伝説めいた話から南極を目指した著者は、第59次南極地域観測隊のひとりとしてかの地に足を踏み入れ…。非日常が日常的に起こる約1年4ケ月の南極滞在記。 ●南極ではたらく ― かあちゃん、調理隊員になる ― 渡貫 淳子 著 平凡社 2019 他館製作  点字(2) デイジー(4時間) 内容: 平凡な主婦の料理と生き方を変えた1年4カ月の南極暮らし−。一念発起して南極地域観測隊の調理隊員になった著者が、昭和基地での生活について綴る。天かすをリメイクした「悪魔のおにぎり」のレシピも掲載。 ●南極メルトダウン 北沢 栄 著 産学社 2018 他館製作  点字(4) デイジー(8時間) 内容: 地球温暖化の研究成果を否定し、石油・ガス開発工作を進める国際石油資本。気象予報官の白井清は、止まぬ天災地変の真因を追求するが…。最新の科学データをもとに、“南極融解”へ警鐘を鳴らす迫真の環境小説。 ●南極風 笹本 稜平 著 祥伝社 2012 他館製作  点字(6) デイジー(13時間) 内容: 愛と希望の感動作!“光の山”が人生を奇跡に変えた!決死の生還を果たした男を待っていた思いもかけぬ殺人容疑。ニュージーランド随一の名峰アスパイアリングに鎮魂と再生への祈りが谺(こだま)する。 ●その犬の名を誰も知らない 嘉悦 洋 著 北村 泰一 監修 小学館集英社プロダクション 2020 他館製作  点字(5) デイジー(9時間) 内容: 奇跡の生還を果たしたタロ、ジロとともに昭和基地で生き延びていた、知られざる“第三の犬”がいた−。なぜ歴史に埋もれてしまったのか? はたして犬の正体は? 封印された“第三の犬”の正体をめぐる真実の南極物語。 **刑務所という場所** ●塀の中のおばあさん ― 女性刑務所、刑罰とケアの狭間で ― 猪熊 律子 著 KADOKAWA 2023 他館製作  点字(3) デイジー(7時間) 内容: 激増する高齢女性受刑者。彼女たちはなぜ塀の中へ来て、今、何を思うのか。受刑者らの生々しい声や、刑罰とケアの狭間で苦悩する刑務官らの本音等から、超高齢社会の新課題に迫る。『読売新聞』連載を再構成し加筆・修正。 ●ここでは誰もが嘘をつく 嶋中 潤 著 講談社 2022 他館製作  点字(6) デイジー(11時間) 内容: 医療刑務所分院の矯正医官・金子由衣。受刑者の過去の罪と患者としての現在の状況を目の当たりにし、贖罪とは何かを考える由衣だったが、当直の晩、糖尿病を患っていた受刑者が亡くなる。これは医療事故か、殺人事件なのか−。 ●東京都同情塔 九段 理江 著 新潮社 2024 他館製作  点字(2) デイジー(5時間) 内容: 寛容論が浸透したもう一つの日本で、新しい刑務所が建てられることに。犯罪者に寛容になれない建築家・牧名沙羅は、仕事と信条の乖離に苦悩しながら、パワフルに未来を追求し…。第170回芥川龍之介賞受賞作。 ●ねなしぐさ ― 平賀源内の殺人 ― 乾 緑郎 著 宝島社 2020 他館製作  点字(3) デイジー(7時間) 内容: 安永8年、平賀源内が自宅で目を覚ますと、続きの間の向こうに男の亡骸があった。殺人の容疑で牢屋敷に入れられてしまった源内は、やがて獄中死してしまうが…。現代にも名を残す江戸の天才・平賀源内の、非業の死の謎に迫る。 ●アクリルに跳ね返された投げキッス ― 刑務所川柳311選獄中で泣くヤツ、笑うヤツ ― 影野 臣直 選 駒草出版 2022 他館製作  点字(3) デイジー(5時間) 内容: 節水の域を超えてる獄の浴 分かってる暦みてても進まない 不自由極まりない塀の中の日々。懲りない人々は五七五の「17文字」の中に自由を求めた! 悲喜こもごもの懲役生活を謳い上げた刑務所川柳。 点字図書 【社会科学】 ●得する!楽しい!安心!シニアの暮らし便利ブック 太田 差惠子 著 産業編集センター 2023 他館製作  点字(3) 内容: 得するサービスや便利なアイテム、無理なく稼ぐ方法、医療費、介護費、後悔しない終活…。シニア世代が知っておきたい暮らしに役立つ情報を、多数紹介した便利ブック。 【自然科学】 ●知らないと怖ろしいカラダの新常識100 川嶋 朗 監修 アチーブメント出版 2023 他館製作  点字(3) 内容: 古い常識をアップデート! 高血圧には減塩よりも「減糖」が効果的? 野菜を先に食べるだけで本当に血糖値が下がる? 薄毛は老化のせい? 生活習慣病、食と栄養、老化・認知症等のテーマに分け、カラダの新常識を紹介する。 【文学】 ●罪深き海辺 上 大沢 在昌 著 集英社 2023 他館製作  点字(6) 内容: 財政破綻寸前の港町に全財産を寄付し、亡くなった大地主。6年後、遺産相続人の青年が突如現れた。激化する暴力団の抗争、進出企業の陰謀、相次ぐ不審死…。閉塞感漂う田舎町で疑心暗鬼の人間ドラマが幕を開ける。 ●罪深き海辺 下 大沢 在昌 著 集英社 2023 他館製作  点字(6) 内容: 様々な思惑が交錯するなか、悪徳警官や大物弁護士らの不審な死が立て続けに起こる。暴力団の抗争は激化し、進出企業の陰謀が露見。本当の悪は一体誰なのか。 ●獣の夜 森 絵都 著 朝日新聞出版 2023 他館製作  点字(3) 内容: サプライズパーティを予定する女性、長期休暇中の中年男性、治らぬ歯痛を抱える女性会社員…。眼の前の世界が不意にぐらりと揺らぐ瞬間を、さわやかに、艶めかしく、ユーモラスに描き出す。全7編を収録。 録音図書 サピエ停止期間中のため、今号のサピエ図書館デイジー図書ダウンロードランキングはありません。 【シネマデイジー文庫】 ●ナイル殺人事件 出演:トム・ベイトマン ほか 映画製作:2022年  デイジー(2時間) 内容: 愛の数だけ、秘密がある。「世界一売れている作家」アガサ・クリスティ原作。“世界一の名探偵”ポアロが挑む、エジプトの神秘ナイル川をめぐる極上のミステリー・クルーズ。大富豪の美しき娘の新婚旅行中に、クルーズ船内で起きた連続殺人事件。容疑者は、乗客全員─。豪華客船という密室で、誰が何のために殺したのか? そして、ポアロの人生を大きく変えた≪衝撃の真相≫とは? 愛と嫉妬と欲望が複雑に絡み合う、禁断のトライアングル・ミステリーの幕が開く。 ●パラサイト ― 半地下の家族 ― 出演:ソン・ガンホ ほか 映画製作:2019年  デイジー(2時間) 内容: キム一家は家族全員が失業中で、陽の射さない半地下の部屋でその日暮らしの貧しい生活を送っていた。ある日、長男ギウがIT企業のCEOであるパク氏の豪邸へ家庭教師の面接を受けに行くことに。それをきっかけに家族が次々とパク家に入り込み…。正反対の2つの家族の出会いは、想像を超える悲喜劇へと猛スピードで加速していく。第72回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞、第92回アカデミー賞作品賞ほか受賞。 【社会科学】 ●地政学が最強の教養である 田村 耕太郎 著 SBクリエイティブ 2023 他館製作  デイジー(11時間) 内容: 経済学、哲学、歴史学、宗教学、文化人類学、政治学、地理学…。地政学にはあらゆる学問が詰まっている。地政学の思考法を伝授し、日本、アメリカ、中国からロシア、アジア、中東、欧州まで、地政学を網羅する。 ●ガイドヘルパーが感動した驚きのチャレンジ精神 村山 茂 著 ごま書房新社 2023 他館製作  デイジー(4時間) 内容: パラリンピックをめざすマラソンランナー、筝・三味線の師匠…。ガイドヘルパーが出会った視覚障がい者10人の驚きのチャレンジ精神を紹介。ガイドヘルパーの仕事についてもエピソードを交えて伝える。 【自然科学】 ●終活する前に知っておくべき病院の仕組みと役割 広島市立病院機構広島市立北部医療センター安佐市民病院 編著 南々社 2023 自館製作  デイジー(5時間) 内容: 2022年5月に高度急性期病院として生まれ変わった安佐市民病院。高度な医療手技と最新の医療設備、入院から日常の生活にもどるまでのプロセス、病院施設や労働環境のことなどを、イラストを交えてわかりやすく紹介。 ●元気に長生き ― 自律神経の名医が教える生活習慣 ― 田原 総一朗, 小林 弘幸 著 毎日新聞出版 2023 他館製作  デイジー(4時間) 内容: 自律神経を味方につければ、老いは怖くない! 加齢による不調や病を改善する方法、孤独に陥らないコツ、医師との上手な付き合い方、理想の終活など、患者と主治医が高齢者の不安や悩み、自律神経の整え方を語り合う。 ●ビジネス教養としての最新科学トピックス 茜 灯里 著 集英社インターナショナル 2023 他館製作  デイジー(6時間) 内容: 宇宙視点のSDGs、新型コロナのまとめと展望、ChatGPTの危険性…。原著論文をもとに現代科学の最新情報をわかりやすくコンパクトに解説する。全29本を収録。WEBサイト『ニューズウィーク日本版』連載を書籍化。 【技術・工学】 ●88歳ひとり暮らしの元気をつくる台所 多良 美智子 著 すばる舎 2023 他館製作  デイジー(3時間) 内容: 食べにくい肉や野菜もあきらめず工夫、お気に入りの器でひとりの食事も豊かに…。65歳で調理師免許を取得した著者が、超お手軽料理と食事の時間を楽しむ工夫を紹介する。食に関わる思い出話、管理栄養士との対談も収録。 ●どんがら ― トヨタエンジニアの反骨 ― 清武 英利 著 講談社 2023 他館製作  デイジー(11時間) 内容: 「会社には、俺たちみたいなクソッタレも必要だ!」 「絶対に売れない」と言われても、スポーツカー「86」の復活に賭けたトヨタチーフエンジニアや部下たち、その家族を描くノンフィクション。『週刊現代』連載を加筆修正。 【文学】 ●ばにらさま 山本 文緒 著 文藝春秋 2023 他館製作  デイジー(6時間) 内容: 冴えない会社員の広志にできた彼女は色白でとびきり可愛い“ばにらさま”。彼女は、バニラアイスみたいに冷たい…。痛くて、切なくて、引きずり込まれる。日常の向こう側に見える心のあり様を捉えた6編。 ●厳島 武内 涼 著 新潮社 2023 他館製作  デイジー(14時間) 内容: 兵力わずか四千の毛利元就軍が二万八千の陶晴賢軍を打ち破った「厳島の戦い」。名勝負の陰には壮絶な人間ドラマがあった。毛利元就と弘中隆兼の対照的な2人の武将を通して人間の矜持を問う歴史巨編。『産経新聞』連載を改稿。 ●江戸に花咲く 宮部 みゆき ほか 著 文藝春秋 2024 他館製作  デイジー(7時間) 内容: 神田明神の裏参道の石段を後ろ向きに降りて足を滑らせた老人には、他人には言えない秘密があって…。〈江戸の祭り〉をテーマに5人の作家が競作した時代小説アンソロジー。『オール讀物』掲載に書き下ろしを加えて文庫化。 ●逆境のトリセツ 谷口 正典, 益村 泉月珠 著 幻冬舎メディアコンサルティング 2022 他館製作  デイジー(3時間) 内容: 途方もない試練を乗り越える裏には、小さな気づきと大きな愛情があった。パラスポーツ挑戦、CM出演を果たし、義足タレントとして羽ばたいていき…。事故で右足と脳機能を失った夫と、その妻の起死回生の記録。 ●この血の流れ着くところ 滝田 愛美 著 新潮社 2018 他館製作  デイジー(7時間) 内容: 母のようにはなるまい、と心に決めて生きてきた。なのに、この娘も、私や母のようになってしまうのだろうか−。貧困、いじめ、共同生活、シングルマザー、そして信仰。世の毒親物とは一線を画す母娘小説。 ●山のごはん 沢野 ひとし 著 KADOKAWA 2022 他館製作  デイジー(5時間) 内容: おにぎりにミカン、行動食の干ブドウに魔法瓶には白湯。山で口にするものはどれもこれも美味しく、忘れられない−。半世紀以上にわたる登山歴を持つ著者が、至福の時間である山の食事をイラストとともに綴る。 ●祈りの証明 ― 3.11の奇跡 ― 森村 誠一 著 角川書店 2014 他館製作  デイジー(12時間) 内容: 報道カメラマンの長井は、東日本大震災以来帰らない妻を捜しながら被災地を取材していた。被災地の現実と向き合う内、蔓延する新興宗教「まほろば教」の暗部に近づく長井だったが、妻が遺体で発見されてしまい!? ●K(ケー)+(プラス)ICO(イコ) 上田 岳弘 著 文藝春秋 2024 自館製作  デイジー(4時間) 内容: ウーバーイーツの配達員をしているK。TikTokerをしている女子大生のICO(イコ)。巨大な「システム」の中に生きる二人の人生が交錯する時、何かが動きはじめる。実力派作家がデビュー10周年に放つ、渾身作。 ●かすてぼうろ ― 越前台所衆於くらの覚書 ― 武川 佑 著 光文社 2021 他館製作  デイジー(8時間) 内容: 関ケ原前夜。山深い田舎で育った13歳の於くらは、越前府中城の炊飯場で下女働きを始める。城主に料理の才を見出された於くらは、持ち前の機転と思いやりで天下人の心までをも動かしていく…。『小説宝石』掲載を単行本化。 ●世界の美しさを思い知れ 額賀 澪 著 双葉社 2021 他館製作  デイジー(8時間) 内容: 遺書もなく自殺した双子の弟の携帯。同じ顔を持つ兄が顔認証を突破すると、礼文島行きの航空券を見つけた。そこに弟の「死」の答えはあるのか−。「喪失と再生」の物語。『小説推理』連載を書籍化。 ●花嫁のれん 大女将の遺言 小松 江里子 著 幻冬舎 2022 他館製作  デイジー(6時間) 内容: 金沢の老舗旅館「かぐらや」を切り盛りする女将の奈緒子。ある日、「背中を流せ」と無茶な注文をするお客がやってきて…。厳しい仲居頭や、新米仲居たちと一緒に、お客を満足させる「おもてなし」を見つけることはできるのか? ●この素晴らしい世界に祝福を! 11 ― 大魔法使いの妹 ― 暁 なつめ 著 KADOKAWA 2017 自館製作  デイジー(6時間) 内容: 無事アイリスの護衛任務をやり遂げたカズマは王宮で贅沢三昧の日々。見かねた王女の側近に追い出され、屋敷に戻ると、めぐみんの妹・こめっこが訪ねてきて…。おだて上手な小悪魔がアクセル中を惑わす!? 妹スペシャル! 2