ひろてん なび                   だい180ごー                                       れいわ がんねん 8がつ はっこー       へんしゅー  ぐるーぷ 「わかくさ」     ひろしま けんりつ しかく しょーがいしゃ       じょーほー せんたー         もくじ   たいいを まえに てんのーと ひろしま …………… 1   しあわせって なんだろー …………………………… 31   あの ひ うばわれた じょがくせいたちの     いのち ………………………………………………… 36   おきなわの せんせき わかものが たどる    41 つしままる、 ちちの しょーしゅー せいし わける   42 「すこしでも ………」 せんかの かこくさ たいかん               ………………………………… 47   おとなの ひがえりたび −− まるまるの     はなし ………………………………………………… 53   ほしの はやしに  ぴーたー まくみらんの     しいか ほんゆー≪ほんやくの ほん     あそぶ≪ ………………………………………… 61   がん げのむ いりょー けんさ うけやすく     −− 6がつから ほけん てきよー     たいしょーに ………………………………………… 69   なつばの べんとー いたまぬ はいりょを    82   ちえと くふーで あつさを しのぐ     せいりょーかんの ある はっかが     だいかつやく ……………………………………… 87 ひとむかし まえの せいかつ すたいるで かぞく   ぜんいん、 なつばて しらずです ………… 90 りそーわ しょーわ 30ねんごろの くらし ……… 100   おりーぶ そだてて すろー らいふ! ………… 104   りょーり −− せろりの ちんじゃお ろーすーふー               ………………………………… 111   ひろしま こーきょー がくだん ていき     えんそーかい 395かい ……………………… 115   おんせい がいど たいおー えいが ………… 119   さぴえ としょかん らんきんぐ ………………… 129   へんしゅー こーき ……………………………………… 134                                たいいを まえに てんのーと ひろしま   ≪ しぼつしゃの めいぼ ふえゆく いれいひの あなた へいわの ひわ もえさかる   てんのー へいかが へいせい がんねんの 1989ねんに ひろしまを おとずれて よまれた 「おうた」だ。  ひばくち ひろしまとの かかわりわ こーたいしさまの ころから ふかい。  たいいが ちかづく なか、 れきねんの ほーもんを めぐる きろくを ほりさげ、 せっした しみんらの おもいを おう。  げんばく ひがいわ どー かたられて きたのか、 なにが とわれて いるのかを さぐる。 ≪       かいめつ 4ねんごの ほーもん  げんばくの         こら ねがい かなう   はじめての ほーもんわ、 ひろしましが べいぐん とーかの げんばくで かいめつ した 4ねんごの 1949ねんに さかのぼる。  きっかけわ、 ばくしんち いったいと なった もとまち(げん なかく)で ひろしま じどー ぶんか かいかんが らくせい した ぜんねん、 しない じどー だいひょーらが 「おでまし」を ねがい おくった てがみからだった。   へんしょが あった。  ほづみ しげとお とーぐー だいぶ(せんぜんわ とーきょーだい ほーがく ぶちょー)が、 48ねん 4がつ 29にちづけで くすのせ つねい ちじに あてた しょかんを おさめた しゃしんが のこる(しりつ ちゅーおー としょかん ぞー)。   「しょくんの ちからで せかい へいわの ちゅーしん としと なる ことを いのると いう おことば」を よせ、 あいどく した せかい めいさく ものがたりしゅーや、 やきゅー どーぐを おくって いた。   じどー ぶんか かいかんわ、 きょーしょくいん ゆーしや そーりょらが 「げんし さばくの じどーに きぼーを」と けんせつを よびかけ、 しがい ざんそんの あさひ へいき じごぜん こーじょーを いせつ して どー 5がつ みっかに かいかん する。     15さいの はるやすみ   そして、 こーたいしさまわ、 がくしゅーいん こーとーかに すすむ 15さいの はるやすみを あて 49ねん 4がつ 5・ 6の りょーじつ、 つめあとが こい ひろしまを めぐった。   ひろしまえきに ついた いつかわ、 やけのこった てっきん しちょーしゃで ねっせんを きざむ かわらなど 「げんばく きねんひん」を みて 4かい おくじょーから しないを てんぼー。  ひばくしゃでも あった はまい しんぞー しちょーが せつめいに あたった。  しゅくはく する みやじまえ むかう とちゅーにわ くるまから おり、 いつかいちちょー(げん さえきく みなが)に あった 「ひろしま せんさいじ いくせいしょ」で くらす じどー せいとら やく 80にんの ほーげいを うけた。   むいかわ、 べいこくが うじなこー そば きゅー がいせんかんに おいた げんばく しょーがい ちょーさ いいんかい(ABCC) けんきゅーしょを けんがく し、 1400にんを しゅーよー する じどー ぶんか かいかんでの 「かんげいかい」に のぞむ。  「おことば」 ぜんぶんを けいさい して いた ゆーかん ひろしま よく なのかづけから ひく。     「かたい けつい」   「あの さんげきに 2どと じんるいを おとしいれぬよー、 わたくしたちわ かたい けついを もって へいわに むかわなければ なりません ……… わたくしも せきにんを じかく して べんきょーや しゅーよーに どりょく したいと おもいます」   この あと、 じせんじばな(げん へいわ きねん こーえん)に たつ 「へいわとー」から 「くよーとー」を めぐり さいだんで らいはい した。   かいじょーでわ、 「さくばんわ けんちょーの なかはら さんから けいけんだんを きき とーじの もよーを しのびました」とも のべて いた。   けん すいとーちょーで もと し こーさやくの なかはら えいいち さんだった。  ふちゅーちょー ほんまちの 3なん ひでお さん(76)や しの きろくに よると、 ひばく とーじつから ちょーしゃで ねとまり して ししゃ・ ふしょーしゃ しゅーよーや しょくりょー かくほなどを ひきいる。  あわや せんきち しちょーわ げんばくし して いた。   「おむかえ」の あいさつわ ほんかわしょー 6ねん にしばやし たけし さん。  しゅーどーちゅー 3ねんの ときに 「れんがの したから じんこつが でた おどろかない ふかんしょー」と かいた しわ、 とーげ さんきちらが あんだ 「げんしぐもの したより」(52ねん かん)に おさめられる。  2008ねんに しきょ して いた。   ばんざい 3しょーわ、 りじょーこー(げん こくたいじこー) 3ねん いまだ こーじ さんが とる。  がくと どーいんに あった ぜんしんの ひろしま 1ちゅー 2ねんじの なつ、 げんばくに あった。   「むねんの ざんしや、 いまだに ゆくえ ふめいと なって いる しょーねん しょーじょたちの ひげきを ……… ひろく ないがいに しらしめるべしで あろー」。  しかばんで 「どーこくの ひろしま」を あらわした 14ねん、 じたくが ある ひょーごけんで なくなる。   げんばくを はだみで しる じどー せいとらが ねがい むかえた なかから、 こんにちに つづく 「いれいの たび」わ はじまった。   ≪しゃしん≫  1949ねん 4がつ いつか、 きゅー ひろしま しちょーしゃ おくじょーから しないを てんぼー する。  みぎどなりで せつめい するのわ はまい しちょー(きしもと よした さん さつえい ちょーなん ゆたか さん ていきょー)                 (2019 2 5)       1960ねん  しきてん さんれつ ひぜんで         おことば   てんのー へいかわ こーたいし でんかだった 1960ねん、 8がつ むいかの へいわ きねん しきてんに さんれつ し、 げんばく いれいひ(52ねん こんりゅー)に はじめて けんか された。   こんにちに つづく しきてんで ひろしましと けんの ゆいいつの きょーさいでも ある。  にちべい あんぽ じょーやくの かいてい ひじゅんを めぐり れっとーが そーぜんと した 60ねん、 ひろしまも ゆれた。     けんと しの きょーさい   「せいじてきな ふくみが たぶんに みとめられる」(「ひろしまけん ぎかいし」 だい6かん)。  ひばくしゃ きゅーさいも うったえ はじまった げんすいばく きんし せかい たいかいが 59ねん なつの だい5かい たいかいに かいてい そしを かかげると、 かいさいに ともなう けん ほじょきんあんを じみんとー けんぎだんわ ひけつ。  さらに、 けん しゅさいの 「げんばく ぎせいしゃの だいいれいさい しっこー」を はつぎ し、 けつぎを みた。   けんと しの せいふく ぎちょー かいだんが、 りょー じちたい かんぶの どーせきで 60ねん 2がつ 17にちに ひらかれる。   けんがわわ、 へいわ きねん こーえんで だいいれいさい しっこーの いしを せいしきに つたえ、 「こーたいし、 かく せいとー とーしゅ、 せいふ よーしょくしゃの しゅっせきを もとめる」と した。  しがわわ、 おなじ にちじ・ ばしょの かいさいに いぎを となえたが 「けんわ しの めんつを たてるよーに」と よーぼー。  けんぎかい ぎちょーが はいりょの むねを のべると、 「ここに いたって しがわから けんし ごーどー しっこーあんが ていしゅつ された」。   かいだんの うちまくから 「げんばく 15しゅーねん いれいしき ならびに へいわ きねん しきてん」に いたる いちれんの きろくわ、 けんりつ もんじょかんに いかん されて いる。  「こーたいし でんか ぎょーけい けいかくしょ」も おさめられる。   こーたいしわ、 とーきょー 18じ 30ぷん はつ ひろしま 6じ 49ふん ちゃくの しんだい とっきゅー 「あさかぜ」で 8がつ むいか そーちょーに おりたつ。   60ねん しきてんわ、 げんばく しぼつしゃ めいぼを おおはら ひろお ちじと はまい しんぞー しちょーが いっしょに ほーのー。  ちじ しきじに つづいて、 こーたいしわ げんばく いれいひに はなわを そなえ、 ごぜん 8じ 15ふんの もくとーを まえに 「おことば」を のべた。   「いま この げんばく いれいひの まえに のぞみ、 かんがい せつなる ものが あります。  ここに ふかく ついとーの いを あらわすと ともに こんご ふたたび このよーな ことの ないよー、 せかいの へいわを ねんがん して やみません」     わかき さっからも   しきてんごわ ひろしま げんばく びょーいんを たずねた。  56ねんの かいいんから 60ねん 6がつまでに のべ 995にんが にゅーいん し、 しぼー かんじゃわ 121にんを かぞえて いた。   しげとー ふみお いんちょーが 「きゅーに げんばくしょーが でて ………」と せつめい して いたのが、 しげとみ よしえ さん。  もと まいにち しんぶん きしゃで たてまち(げん なかく)の じたくで つまと ひばく し、 1ぽーを かべしょ(げん あさ きたしょ)から おくったが まぼろしの きじと なる。  ひろしまで じょーほーし 「せぶん ういくりー」を はっこー し、 にゅーいん すると 「げんばく びょーいん ざっき」で ほーもんを めぐる よーすも かく(60ねん 10がつごー)。   「10まんえんの みまいきんを よーきゅー する」と いきまいた じょせいが 「いちばん ぎょーぎ よく こーたいしを むかえた」と くしょー まじりに しるし、 「みんな やはり にほんじんだと いう きが した」と いう。  さいにゅーいん した よく 61ねん 5がつに 53さいで しきょ した。   こーたいしわ、 こーえんないに あった し こーかいどー へいせつの しん ひろしま ほてるに しゅくはく。  よく 8がつ なのかわ げんばく しりょーかん(55ねん かいかん)などを けんがく した。   しりょーかんにわ、 あんぽ とーそーから うまれた 「わかい にほんの かい」 めんばーが ぜんじつに おとずれた。  「わかい ひろしまの かい」(まつもと ひろし だいひょー せわにん)の よびかけに おーじた、 おおえ けんざぶろー、 かいこー たけし、 しろやま さぶろー さんら。  くしくも おなじ 「あさかぜ」で ひろしまに ついて いた。   おおえ さんわ 「ひろしま 1960」を きこー した(ちゅーごく しんぶん 8がつ なのかづけ けいさい)。   「8じ 15ふんが きた とき、 わたしわ わたしの まわりの ぐんしゅーが いっせいに みぶるいのごとき ものを しめし ………」と しきてんの さまを えがく。  ほーべいを よくげつに ひかえる こーたいしに 「わたしたち にほんじんの ひろしまを めぐる ふかい いのりを つたえて いただきたい。  わたしわ きたい する」と むすんだ。  じしんわ 3ねんごから 「ひろしま のーと」を あらわして いく。   ≪しゃしん≫  1960ねん 8がつ むいか、 げんばく いれいひまえで 「おことば」を のべる こーたいし じだいの てんのー へいか                 (2019 2 6)       きおく すべき ひ  ひせん おもい ねん         4かい もくとー   てんのー、 こーごー りょーへいかが はじめて ひろしまけんを いっしょに ほーもん されたのわ、 ごせいこんから 9ねんの 1968ねん。  こーたいし ごふさい さんよーじの たびわ、 けんないでわ ふくやまから おのみち、 みはらしと めぐり 7がつ 26にち ごご 3じすぎ ひろしまえきに つく。  えんどーに かけて やく 13まんにんが でむかえたと いう。   ひばくちわ、 こーど せいちょーの なみに のって 「してん けいざい」 としとも なる。  しの じんこーわ 55まんにんだいに。  どーじに かげも こかった。  「げんばく すらむ」と よばれた いほー・ ろーきゅー じゅーたくぐんが しない 63ちくに 6256せたいを かぞえて いた(66ねん ちょーさ)。     とくべつに はなし きく   ごふさいわ へいわ きねん こーえんの げんばく いれいひに はなたばを ささげ、 げんばく しりょーかんでわ 「8がつ むいか」の いひんや しゃしんに あしを とめられた。  はじめて おとずれた みちこ さまわ 「しばしば めを ふせられ」たと いう(ちゅーごく しんぶん 68ねん 7がつ 27にちづけ)。   よく 27にちわ くれしを おとずれ、 こーたいしわ きゅー おんどちょーの けん すいさん しけんじょーを けんがく し、 ひでんかわ しやくしょで しまに すむ じょせいたちと こんだん。  いつくしま じんじゃに さんぱい して しゅくしゃ ほてるえ もどる。  そこで、 「ぎょーけい ごにってい さいもく」(ひろしま しりつ ちゅーおー としょかん ぞー)に ない こーどーに のぞんで いた。   ひろしま せきじゅーじ びょーいん けん げんばく びょーいんちょーの しげとー ふみお さん(1903〜82ねん)と、 ひろしまだい げんばく ほーしゃのー いがく けんきゅー しょちょーの しみず きよし さん(06〜91ねん)を まねいて はなしを きく。  1じかんはんにも およんだと いう。   しげとー さんわ ひろしまえきで ひばく した ちょくごから きゅーごに つとめた。  しみず さんわ がいちに いたが、 じなんで ひろしま 2ちゅー 1ねんの じゅん さん(とーじ 12)を どーいんさきで うしなって いた。  びょーいんちょーわ はっけつびょーなど げんばくしょーの ちりょー けんきゅーに とりくみ、 しょちょーわ 「げんばく ひさいの ほんしつ」に せまる 「ばくしん ふくげん ちょーさ」を ひきいる。   げん ひがし ひろしまし しゅっしんの しげとー さん きゅーたくにわ はんせいを とした しりょーが のこる。  「こーたいし でんか」と おもてがき した 68ねんの かみぶくろからわ、 「かんじゃに ついて もーしあげます」の じきひつや、 きこーが でて きた。  「げんばくが こーせいにまで およぼす えいきょーを つきとめて ついきゅー しなければ ならない、 と おもうので ある」と かいて いた。   「とーきょーわ いちめんの やけのはらでした ………」。  とーじ 11さい、 45ねん 11がつ なのかに そかいさきの とちぎけん にっこーから ききょー して みた こーけいを、 こーたいしわ くない きしゃかいとの かいけんで おりに ふれた(「しん てんのーけの じがぞー」 89ねん かん)。  かいけんわ たんじょーびと なつの ねん 2かい。  めでぃあの ほーどーわ おしなべて ちいさかった。     しきてん ちゅーけい とう   しかし 81ねん 8がつ なのかの かいけんの あつかいわ ちがった。  しゅーせんの ひえの 「かんがい」を とわれ、 みずからの おもいを そっちょくに あかしたからだ。  ぜんもんどーの きろく(くないちょー さくせい)を えた。   「やはり、 こー いう せんそーが 2どと あってわ いけないと つよく おもいます」と いい、 「きおく しなければ ならない」と よっつの ひを あげた。   「ひろしまの げんばくの ひ、 ながさきの げんばくの ひ、 そして 6がつ 23にちの おきなわの たたかいの しゅーけつの ひ、 この ひにわ もくとーを ささげて、 いまのよーな ことを かんがえて います」。  「へいわを まもって いきたい ものと おもって います。  これわ こどもたちにも、 ぜひ つたえて いかなければ」と のべた。   しつもんわ、 ちゃーるず えい こーたいしの けっこんしきに さんれつ した かんそーに はじまり、 せいふが もとめた 「しつおん 28ど」の しょーえね せいさくと たきに わたって いた。  その なかでの はつげんだった。   「きおく すべき ひ」に おきなわせん しゅーけつを あげた かんれん しつもんで 「ちじょーせんわ にほん ぜんどの なかで おきなわだけですね」と こたえ、 「どーして」 8がつ 15にちの ぜんこく せんぼつしゃ ついとーしきと 8がつ むいかの へいわ きねん しきてんだけに 「(ぜんこく) ちゅーけいを するのか」と きしゃたちに といかけて いた。   ひろしまの しきてんわ NHK が 58ねんから てれび ちゅーけい した。  ながさきの へいわ きねん しきてんの ぜんこく ちゅーけいわ 2000ねん、 おきなわ ぜんせんぼつしゃ ついとーしきわ 08ねんからで ある。   ≪しゃしん≫  1968ねん 7がつ 28にち、 ひろしま げんばく びょーいんで かんじゃを みまう。  とーじわ 152にんが にゅーいん し、 60さい いじょーが 54% だった(ひろしま けんりつ もんじょかん ていきょー)                 (2019 2 7)       いれいの たび  ひばくしゃの さけびに         こたえる   「みなさんと ともに にほんこく けんぽーを まもり、 これに したがって せきむを はたす ことを ちかい ………」。  てんのー へいかわ 「そくいご ちょーけんの ぎ」(1がつ ここのか)で ちかわれた としの 1989ねん 9がつ ここのか、 こーごーと ひばくちいり する。  ひろしまけん やすうらちょー(げん くれし)で よくじつに ひらかれる、 だい9かい ぜんこく ゆたかな うみづくり たいかいえの 「ぎょーこーけい」から。     そくいごに よむ   しぼつしゃの めいぼ ふえゆく いれいひの あなた へいわの ひわ もえさかる   たいらけき よに やみいるを おとずれて ひたすら おもう ほーしゃのーの わざ   よく しんねんに あたり はっぴょー された 5しゅの 「おうた」わ、 しょーわ てんのーを しのび、 2しゅを ひろしまに ついて よんだ。  そくいご はつの ほーもんでも、 まず げんばく いれいひに さんぱい し、 88ねんに がっぺい した ひろしま せきじゅーじ・ げんばく びょーいんを おとずれ びょーしつを まわった。   ほーもんわ、 94ねん 10がつ ふつかに ひろしましで かいまく した だい12かい あじあ きょーぎ たいかいでの かいかい せんげん、 よく 95ねん 5がつ 21にちに ほんごーちょー(げん みはらし)での だい46かい ぜんこく しょくじゅさい しゅっせきと つづいた。   じみん、 しゃかい りょーとーなどの れんりつ せいけんわ どー 24か、 せんご 50ねんの なつに ひろしま、 ながさき、 おきなわえの りょーへいか ほーもんを けんとー して いると あきらかに した。  やがて、 かいがいの げきせんちにも むかう 「いれいの たび」で ある。   ひろしまえわ ぜんじつに おとずれた ながさきから 95ねん 7がつ 27にち、 とくべつきが つく。  ちゅーしょくを とる なかくの ほてる 32かいで、 ふじた ゆーざん ちじが 「ひろしまけん せんさい 50ねんの がいきょー」を せつめい した。  400じづめ げんこー よーしに かんさん すれば やく 9まいの ないよー。   げんばくに よる ししゃわ、 45ねんまつまでに 「やく 14まんにん」と ひろしま・ ながさき りょーしちょーが 76ねんに こくれんえ ていしゅつ した すいけいを しょーかい。  きゅーえんや そーさくなどで ざんりゅー ほーしゃせんを、 また ほーしゃせい こーかぶつを あびた ひとびとを ふくめ、 「その かずわ はあく されて おりません」。  いま なお ひばくの じったいが みかいめいな ことを してき し、 くれや ふくやましなどえの 「とし ばくげき」でも ししゃわ 2300にんよに およんだと せつめい した。   「がいきょー」わ、 くないちょーとの せっしょーに あたった けん ひしょか ぎょーこーけいはんの もと しょくいんらに よると、 こじんと なった とーじの かちょーが まとめたと みられる。   りょーへいかわ げんばく いれいひに しらぎくを そなえ、 けんと しが 92ねんに もーけた げんばく よーご ほーむ 「くらかけ のぞみえん」(あさ きたく)え。  ていいんわ とーじ しない みっつの ほーむで さいたの 300にん。  からだの じゆーが きく やく 190にんが 2かい だいほーるで むかえた。     「へいわが だいじ」   「せんそーわ いけません、 へいか」。  さかい まさき さん(とーじ 76)が こえを ふるわせると、 てんのーわ 「へいわが だいじです」と こたえた。  こーごーわ てを にぎった(ちゅーごく しんぶん 95ねん 7がつ 28にちづけ)。  めでぃあわ こぞって ほーじた。  さかい さんの はんせいを あらためて おった。   「おもって いた ことを そっちょくに いっただけです」。  ちょーじょ さが すみこ さん(72 あきく)わ ちちの すがおを そー かたる。   ちょーなん ひでひこ さんわ ひばく 2かげつごに 1さいよ、 つま えいこ さんわ 20ねんごに 43さいで しきょ して いた。  おっとわ きんやちょー(げん みなみく)に すむ さいしを さがして しょーしゅーで いた ふくやまから にゅーし ひばく した。  せんごわ、 あらたに 2じを さずかり かずかずの しょくを こなす。  げんばくの ことわ くちに しなかった。  すみこ さんが こーこーを そつぎょー した とし、 ははわ 「あー、 しんど」と せんたくを すませて とつぜんに たおれたと いう。  ちちわ ひふんを むねに のみこんだ。   てんのーえの うったえが わだいに なっても、 さかい さんわ しんぞくにも 「みちこ さんの てわ きれいじゃった」と はなすくらい。  じまん する そぶりも みせずに 「のぞみえん」で すごし、 しゅみの しょで こんだてひょーを したためた。  みぎあしを ひざからの せつだんを よぎなく された 2000ねんに なくなった。   げんばくの まがを わずらう ひとびとの いそとせの ひび いかに ありけん ひろしま・ ながさき 「いれいの たび」で よんだ 「おうた」で ある。   ≪しゃしん≫  1995ねん 7がつ 27にち、 げんばく よーご ほーむ 「くらかけ のぞみえん」で にゅーえんしゃを ねぎらわれる りょーへいか                 (2019 2 8)       へいせいと いう じだい  つらぬく へいわ         こくみんの いしで   てんのー へいかわ せんご 50ねん 「いれいの たび」の よく 1996ねん 10がつ 11にちにも、 げんばく いれいひに こーごーと むきあわれる。  こくみん たいいく たいかい しゅっせきから。  だい51かい たいかいが ひろしまけんで あった。   「いれいの たび」に つづき ひ せんどーを つとめたのが、 ひろしま しちょーだった ひらおか たかし さん(91)。  その まえに けんちょーでの 「ごちゅーしょく」 せきじょーで おもいも かけぬ やりとりに なった。  「しちょーさん、 ほんを だされましたね」   じちょ 「きぼーの ひろしま」(いわなみ しんしょ 96ねん 7がつ かん)わ、 「かくへいき はいぜつを めいかくに する じょーやくを むすぶ ことに よって、 せかいわ きぼーの みらいえと ………」。  95ねん 11がつ なのかの こくさい しほー さいばんしょ(ICJ)での しちょー ちんじゅつに いたる、 ひろしまを めぐる うごきや かんがえを しるす。  また じしんが そだった ちょーせん はんとーの しょくみんち しはいに はじまる にほんの せんそー せきにんを してき した。   「ぱく ちゃんじゅ さんに あわれましたか ………」。  ちょーせん おーぞく、 い うこーの つまで いじも わだいに された。  い うわ がくしゅーいんから りくぐん しかん がっこーえ すすみ、 ひろしまに おかれた だい2 そーぐんの きょーいく さんぼーと なり ひばくの よくじつに 32さいで しきょ した。   「へいか、 よまれたのですか」。  おもわず きくと 「こーたいしから すすめられました」と かえって きたと いう。     よき せぬ しつもん   げんばく しりょー かんちょーだった はらだ ひろし さん(79)も 「おもいも せぬ」 しつもんを うけた。  ひろしまけんでの だい46かい ぜんこく しょくじゅさい しゅっせきに ともない 95ねん 5がつ はつか、 そくいご はつの しりょーかん けんがくで せつめいに あたる。  はなす ないよーわ じぜんに くないちょーえ ていしゅつ して いた。   「ところで、 その とき あなたわ どちらに?」  「ひろしまえき、 ばくしんちから やく 1.9きろで あいました」。  とたんに かわった かおいろからも ひろしまえの おもいを かんじたと いう。   てんのーの なの もとに はじまり おわった せんそーからの げんばく とーか。  しょーわ てんのーわ はつの ほーべいご 75ねん 10がつ 31にちの きしゃ かいけんで、 「いかんにわ おもってますが、 こー いう せんそーちゅーで ある ことですから、 ひろしま しみんに たいしてわ きのどくで あるが、 やむを えない ことと わたくしわ おもってます」と のべた。   げんすいばく きんし ひろしまけん きょーぎかいの こーぎにわ、 くないちょー ちょーかんから いれいの へんしょが とどく。  「とーかを こーてい する いみあいの ごはつげんでわ さらさら なく ………」(ぜんぶんわ 「げんすいばく きんし うんどーの あゆみ」に しゅーろく)。  ただ ひばくしゃらの あいだにわ わだかまりも のこり、 しょーわわ とじた。   てんのーわ そくい 10ねんの かいけんで、 「ながく つづく ほーしゃのーの えいきょーの おそろしさを せかいの ひとびとにも りかい して もらう」 じゅーよーせいを あげた。  そくい 20ねんの かいけんでわ、 「しょーわの 60 ゆーよねんわ わたくしどもに さまざまな きょーくんを あたえて くれます。  かこの れきしてき じじつを じゅーぶんに しって みらいに そなえる ことが たいせつと おもいます」と のべた。  せんご 70ねんで ある 2015ねんの たんじょーび かいけんでも 「さきの せんそーの ことを じゅーぶんに しり、 かんがえを ふかめて いく」 ひつよーせいを かさねて のべた。   しかし いま、 ひばくちでも げんばくを めぐる きおくわ うすらぐ。     じだい けいしょー うながす   「ひろしま せんごし」の ちょしゃ うぶき さとる さん(71)わ、 18ねん 「うたかい はじめの ぎ」で   ひろしまの あの ひを かたる かたりべわ その ひを しらぬ こらの めの なか が えらばれ ひろー された ことに ちゃくもく する。  「しょーわ、 へいせいの きおくを、 じせだいにも うけついで ほしいと いう いしが うかがえる」   ひらおか さんわ、 げん けんぽーかで はじめて そくい した てんのーと、 へいせいと いう じだいを こー みる。  「しょーわ てんのーの せきにんを じかく し しょーちょー てんのーせいを かくりつ したのでわ ないか。  その てんのーの げんどーを たたえる あまり、 わたしたちわ、 てんのーせいを ふかく かんがえずに けんいを もって へいわや けんぽーを まもろーと してわ いないだろーか」   けんぽーで てんのーの いちづけわ 「しゅけんの そんする にほん こくみんの そーいに もとづく」。  あらたな げんごーに なっても へいわを つらぬくのわ なにより こくみんの いしで ある はずだ。  おわり   ≪しゃしん≫  2014ねん 12がつ よっか、 げんばく いれいひに のぞむ りょーへいか。  くないちょーに よると、 てんのーわ こーたいし じだいから にしにほん ごーうに よる くれし おみまい(18ねん 9がつ 21にち)まで ひろしまけん ほーもんわ けい 11かいに なる                 (2019 2 9)                   (ちゅーごく しんぶん)                                しあわせって なんだろー       けっこーと けしょーひんと ごーきゅー   とーじょー ちょくぜんに、 かみなりで ひこーきが けっこーに なった。  もたもた して いる うち、 あとの ひこーきわ ぜんぶ まんせきに なって しまい、 しかたなく ほてるに とまる ことに した。   なにかの ひょーしに よていが くるうと、 ふあんに なったり、 あせったり する もので ある。  すきな しょーせつを じゆーに かいて いる わたしのよーな にんげんでも、 たしょーわ よていと いう ものが あるのだ。  しかし かみなりに もんくを いっても はじまらない。  とりあえず、 おけしょーひんの 1ぱく せっとを かう ため、 こんびにに むかった。   おーだん ほどーで しんごーを まって いると、 ふいに、 ななめ うしろ あたりから、 おじいさんの のった じてんしゃが ふらふらと ちかづいて きた。  しんごーわ まだ あかい。  とーぜん、 とまると おもわれた じてんしゃわ なぜか、 わたしと、 となりに たって いた おやこの あいだに ぜんりんを つっこむ かたちで、 ばったりと たおれた。  よそーがいの うごきに おそれを かんじたのだろー。  ちょくせつ ぶつかった わけでも ないのに、 みっつくらいの おんなのこわ おかあさんに しがみついて ごーきゅー しはじめた。   とっさに わたしわ おじいさんを たすけおこした。  もーしわけ なさそーな、 ばつが わるそーな ひょーじょーを うかべて いた。  どーじに、 なぜ こんな ことに なったのか、 じぶんでも よく わからず、 ぼーぜんと して いるよーでも あった。  ほっさを おこしたのか、 たおれた ひょーしに どこか けがわ して いないか、 きゅーきゅーしゃを よぶべきか。  あれこれ かんがえを めぐらしながら、 しかし じっさいわ ただ 「だいじょーぶですか」と むいみに くりかえすばかりだった。  その あいだじゅー ずっと、 おんなのこの なきごえが あたりに ひびきわたって いた。   その とき、 どこからとも なく ひとりの だんせいが あらわれた。   「わたしわ せんもんかですから。  まかせて ください」   そー いうと だんせいわ いかにも なれた よーすで、 おじいさんの まえに ひざまずいた。   「はい、 まず みぎてを こんな ふーに あげて みて ください ………」   なんて すばらしいのだろー。  わたしわ めの まえの こーけいに みりょー された。  ひとりの にんげんが、 ひとりの たしゃを たすけて いる。  その ひとに いちばん ひつよーな ものを、 さしだそーと して いる。  みずしらずの もの どーしが、 むじょーけんに つながりあって いる。   けっきょく、 おじいさんに もんだいわ ないよーだった。   ひこーきが けっこーに なった おかげで、 わたしわ この いっしゅんに たちあえた。  にんげんの たてる よていになど たいした いみわ ない。  いつでも だいじな ことわ、 にんげんの はからいを こえた ところに かくれて いるのだ。   なんだか わたしわ しあわせな きぶんに なり、 よーやく なきやんだ おんなのこに めくばせを して、 おーだん ほどーを わたった。   ≪ろじょーに たおれた じてんしゃの まえかごから れじぶくろに いれた くだものが こぼれでた しゃしんが あります。≫     ぶん  おがわ よーこ   1962ねん おかやまけん うまれ。  88ねん 『あげはちょーが こわれる とき』で かいえん しんじん ぶんがくしょー、 91ねん 『にんしん かれんだー』で あくたがわしょー、 2004ねん 『はかせの あいした すーしき』で よみうり ぶんがくしょー、 ほんや たいしょー、 06ねん 『みーなの こーしん』で たにざき じゅんいちろーしょーを じゅしょー。  きんちょわ 『くちぶえの じょーずな しらゆきひめ』。         (JAF Mate 2019 5)                                あの ひ うばわれた じょがくせいたちの           いのち       ひろしま しりつ こーじょ ひがい つたえる         きかくてん     ついとー へいわ きねんかん   げんばくで せいと 600にん いじょーが なくなった ひろしま しりつ だい1 こーとー じょがっこー(げん しりつ ふないりこー)の ひがいを つたえる きかくてんが、 こくりつ ひろしま げんばく しぼつしゃ ついとー へいわ きねんかん(へいわ きねん こーえんない)で かいさいちゅーだ。  むすめを うしなった いぞくらの ひつーな おもいが つたわる。   1、 2ねんせい 541にんわ、 ざいもくちょー(げんざいの へいわ きねん しりょーかん ふきん)で たてもの そかいの さぎょーちゅーだった。  ばくしんちから わずか 500めーとる。  ぜんいんが しぼー した。  ぜんこーの ぎせいしゃわ、 せいとや きょーいんら 676にん。  がっこー たんいの ぎせいしゃと してわ しない さいたと いう。   きかくてんわ 「りゅーとー  ひろしま いちじょ げんばく ついおくの き  もっとも おおくの ぎせいを だした じょがっこーの きろく」。  てんじの ちゅーしんわ、 いぞくの しゅきや せいとの いこーを おさめた ついとーしゅー 「りゅーとー」の ないよーを えいぞーか した やく 30ぷんの びでおで、 しゅーじつ じょーえい されて いる。  てんじ こーなーを とりかこむよーに、 せいとら 353にんの いえいや、 ついとーしゅーが しゅーろく された でんし たんまつが ならぶ。   びでおにわ、 ちょーじょの つきやま むらこ さん(とーじ 2ねん)を うしなった さかもと ふみこ さん(こじん)の しょーげんも。  おっとと わが こを さがしまわり、 かわの なかで いしに こしかけた すがたを みつけた ときの ことを しゅきで こー ふりかえる。   かおわ はれ めわ いとすじのごとく とーはつわ やけちぢれ くちびるわ ふくれて みる かげも ない   「もー しぬるよ」と いって ぐったりと なるのを はげましながら からだを だきあげると もんぺわ ひざから したわ なく、 やけど して ひふが ずるっと さがって いた   その ひ、 ははの うでの なかで いきを ひきとった むらこ さん。  びでおで ふみこ さんわ かたる。   にほんわ げんばく いがいに しゅーせんに なる ほーほーを もって いなかったのでわ ないかと うらみのよーに おもう。  でも (むすめが) へいわの いしずえに なったと おもえば あきらめが つく   いひんの せーらーふくや、 そかいさきの いもーとに あてた てがみなども ならぶ。  かのー まさき かんちょーわ 「むかしの ことと してでわ なく、 じぶんに おきかえて みて いただきたい」。  12がつ 29にちまで。       ひとりでも おおく おとずれて ほしい     どーきゅーせい しのぶ  やの みやこ さん   「おくにの ために、 と しんじて いた つみの ない こたちの うえに ばくだんが おとされた。  そんな よのなかを つくっちゃ いけない」。  そー はなすのわ、 とーじ 2ねんだった やの みやこ さん(88 ひろしまし にしく)。  1がつに きかくてんを おとずれ、 どーきゅーせいらの おもかげを しのんだ。   あの ひわ ふくつーの ため じたくに いた。  げんばく とーかごに はじめて とーこー した ひ、 どーきゅーせいの たいはんが なくなったと きいた。   いちばん なかよしの この いえで どーなつを つくった ことが わすれられない。  「わたしが こむぎこに みずを いれすぎて くれーぷみたいに なっちゃって」。  その かのじょも しんだ。   「おい、 そこの いきのこり」。  どーきゅーせいの いひんを かわで さがす さぎょーちゅー、 せんせいに いわれた ことばが つきささった。  いもーとを なくした じょーきゅーせいにわ 「ひこくみん」と いわれた。   「よのなかが また すこしずつ せんそーに ちかづいて いる きが する。  ちからぶそくが もーしわけ ない」。  そんな ききかんが ある。  きかくてんに ひとりでも おおくの ひとに おとずれて ほしいと ねがう。   ≪しゃしん 3まい≫   じょーほー てんじ こーなーに かかげられた いちじょの ぎせいしゃらの いえい   いちじょの いぞくに よる ついとーしゅー 「りゅーとー」の しょはんぼん   ひろしま しりつ こーじょ げんばく いれいひ。  げんろん とーせいで 「げんばく」の もじが しよー できず、 げんしりょく えねるぎーの こーしき E(えねるぎー) いこーる M(しつりょー) かける C(こーそくど)の 2じょー   いずれも ひろしまし なかく         (あさひ しんぶん 2019 5 15)                                おきなわの せんせき わかものが たどる   この はる、 ひばくち ひろしまで まなぶ わかものたちが たいへいよー せんそーの げきせんち おきなわを たずねた。  ひろしま けいざいだい(ひろしまし あさ みなみく)の がくせいらが つづける ふぃーるど わーく 「おきなわを あるく」。  13かいめと なる ことしわ はじめて、 がくどー そかいせん 「つしままる」の ひげきを つたえる つしままる きねんかん(なはし)で、 おーじの かんけいしゃの しょーそくを はっぴょー。  せんせきを あるいて さんかに おもいを はせ、 あの せんそーを かたりつぐ けついを おきなわの ひとびとと ともに した。       つしままる、 ちちの しょーしゅー せいし わける     ひろけいだい おかもと ぜみが しょーげん       しょーかい   「つしままるに のる よていだったが、 しゅっせいで ないちえ むかう ちちと いっしょに べつの ふねで かごしまえ わたった」   2がつ 27にち ゆー。  つしままる きねんかんの 1しつで、 ひろけいだい 3ねんの やまだ たいち さん(21)が まいくを てに はなした。  せんじちゅー、 なはしの てんぴ こくみん がっこーに ざいがく し、 いまわ ひろしましに くらす うめもと てるこ さん(83)の しょーげんを しょーかい した。   ほんらいわ かなしむべき ちちの しょーしゅーが、 つしままるに のった どーきゅーせいと せいしを わけた −−。  この ひわ、 つしままるに じょーせん して いたかも しれなかった うめもと さんら 3にんの しょーげんを しょーかい した。  それぞれの うんめいの きろを、 ひろしまや おきなわの がくせいら やく 70にんわ こえも なく きいた。   はっぴょー したのわ、 ひろけいだいの おかもと さだお きょーじゅ(66)の ぜみせいたち。  さくねん 8がつ 22にち、 ひろしまし みなみくの ひじやま りくぐん ぼちに たつ せんぱく ほーへい ぶたい いれいひまえで おかもと ぜみわ つしままるの いれいさいを ひらいた。  これが えんで、 うめもと さんたちの そんざいを しった。  がくせいたちわ それから はんとし、 せんじの おきなわの じょーきょーや せんそーえの おもいに ついて ききとりを すすめて きた。   この ひわ ごえいで つしままるに じょーせん した りくぐんの せんぱく ほーへい、 こ よしだ ただお さんの しょーそくも しょーかい された。  ちんぼつ した あと、 がくどー 3にんを ほご して いかだで ひょーりゅー。  1977ねんに ぶたいの いれいひ こんりゅーの さいに 「つしままる じょーせん おきなわ そかい がくどーの れい」の もじを めいばんに きざむよー せんゆーかいに はたらきかけたと される じんぶつだ。  いっさくねんの なつ、 ぜみの ちょーさで その 1ぶんを みつけた ことが、 つしままるの いれいさいを とりおこない、 こんかい はっぴょーかいを ひらく けいきとも なった。   はっぴょーかいにわ、 おきなわ けんがいの だいがくせいや しゅーがく りょこーせいに べいぐん きちの じったいを あんない する おきなわ こくさいだいの さーくる 「すまいらいふ」の めんばーも いた。  「おきなわでの へいわ がくしゅーでも、 つしままるの ことわ くわしく おしえない。  はじめて しる ことばかりだった」。  だいひょーの どーだい 2ねん、 ざまみ かなよ さん(20)わ こー はなした。   おりしも 24か、 べいぐん ふてんま ひこーじょーの いせつを めぐり、 へのこ えんがんの うめたての ぜひを とう けんみん とーひょーが あったばかり。  「はんたい」わ 7わりを こしたが、 せいふわ よくじつも うめたてを つづけた。  「ほんどから みすてられたと おもって いた。  その ほんどの がくせいが、 おきなわの れきしに ひかりを あてて くれた ことが うれしかった」   かいじょーにわ、 つしままる きねんかんの かたりべ、 ほかま くにこ さん(80)の すがたも あった。  ふたりの あねを つしままるで なくした。  「わかい みなさんが つしままるの できごとを かたりつづけ、 へいわな じだいを ずっと つないで ほしい」   ≪しゃしん≫  つしままるで あね ふたりを なくした ほかま くにこ さん。  がくせいたちの はっぴょーに かんしゃの きもちを つたえた。  2がつ 27にち、 なはしの つしままる きねんかん。     つしままる   にっぽん ゆーせん しょぞくの かもつせんで、 せんじに きゅー りくぐんが ちょーよー した。  1944ねん 7がつ、 へいいん ゆそーで ひろしまし うじなこーを しゅっこー し、 ぷさんや しゃんはいを かいこー。  8がつ 21にちに おきなわから ほんどに そかい する がくどーら 1788にんを のせて なはこーを はなれ、 22にち よる、 かごしまけん とから れっとー ふきんで べい せんすいかんに しずめられた。  つしままる きねんかいに よると、 しめい はんめいぶんだけで がくどー 784にんを ふくむ 1484にん(2018ねん 8がつ 22にち げんざい)が しぼー した。       「すこしでも ………」 せんかの かこくさ         たいかん     そーきょり 40きろ なんぶ あるく たび   よく 28にち あさ。  がくせいや きょーいんら やく 60にんが、 なはしの ほてるを しゅっぱつ した。  「あるく はやさで いのちを みつめる」を てーまに、 ふつか かけて なんぶの せんせきを あるく たびの はじまり。  きしゃも さいこーびに したがった。   さいしょの もくてきちわ、 にほんぐんの しれいぶごーが おかれた しゅりじょー しゅーへんの せんせき。  いっこーにわ、 ひろけいだいの ほか ひろしま しりつだい、 ひろしまだい、 おきなわ こくさいだいの がくせいも くわわった。   さかみちを 40ぷんほど あるいた さきで、 おなが やすこ さん(89)と ごーりゅー した。  おきなわせんが はじまった 1945ねん 3がつ、 けんりつ だい1 こーとー じょがっこーに ざいがく して いた。  にほんぐんに どーいん された がくとたいに はいるにわ としが たりなかったが、 みずくみと めしはこびを しがん し、 3かげつもの あいだ、 せんかを くぐった。   さらに 1じかんはんご、 しゅりじょーの そばに ある あんこくじに ついた。  この てらの じゅーしょくだった ながおか けいじゅん しょーさが たいちょーを つとめた とくせつ けいび だい223 ちゅーたい(ながおかたい)の いれいひが たつ。  「5がつ 18にちの ばん、 ここの ごーに いどー しました」。  おなが さんが かたりはじめた。   ながおかたいわ、 じもとの ひとびとに よる 「きょーど ぶたい」。  にほんぐん しれいぶが しゅりから なんぶえ てったい する とき、 べいぐんの たてと なった。  そして 5がつ すえ、 せんしゃの おとが ごーに ちかづき、 まもなく せんしゃほーが、 かえん ほーしゃきが おそって きた。   「やすこ、 ここに きなさい」。  ながおか しょーさに うながされ、 ごーから にげた。  しょーめいだんが てらす いったいわ ちの うみ。  かべに ひとの くびが はりつき、 あたりに てあしが ちって いる。  いわだと おもって あしを おいたのわ、 ちまみれの ひと。  あしを すべらせ、 がけを ころげおちた。  いくにんもの したいの なかで めを さまし、 ひとりで あるきはじめた ………。   にげる おなが さんわ、 べいへいが はなった じどー しょーじゅーで せを えぐられ、 そらから ふった はつえんだんで こしを やけど した。  あんこくじの いれいひに きざまれた ながおかたいの せんぼつしゃめいわ、 120よ。  たいいんの はんすーが しんだ。   がくせいら いっこーわ この あと、 とーじの けんちじが しつむ した けんちょーごー(なはし)、 はえばる りくぐん びょーいんごー(はえばるちょー)、 さらに みなみえと びょーいんを うつした いとまんしの ごーの かずかずを めぐった。  ほかの かたりべたちの せんそーの きおくも、 せいさんだった。   1にちめわ あめに ふられ、 ふつかめわ おりに、 よーこーが かおを つきさす。  きおんわ たかくて 24ど、 しつどわ おおむね 70%。  いっこーが どーちゅーで くちに するのわ、 えいよー ほじょ しょくひんと すぽーつ いんりょー、 そして みずだけ。  おーじの かこくさを なぞるのが ねらいだが、 わずかな かんぱんや あめつゆが たよりだった がくとたちを おもえば、 めぐまれて いる。   がくせいたちわ それでも、 せんちの かこくさが みに しみた。   おかもと ぜみ 4ねんの いのうえ ゆーと さん(22)わ あき たかたし しゅっしん。  がっこーの じゅぎょーに くわえ、 ちゅーがく きょーしの ちちおやからも ひばくの さんじょーを おしえられたが、 「8がつ むいかを いま、 ついたいけん する ことわ できない」と いう もどかしさを かんじて いた。   だが、 おきなわの たびわ ちがった。  ごーの くらがりで なんども あたまを ぶつけ、 ぬかるみに あしを とられる。  「せんそーの りあるを すこしで あっても、 じっかん する ことが できたと おもう」   そーきょり 40きろの たびの おわりわ、 おきなわ ほんとーの なんたん いとまんしの まぶにの おか。  せんそーの ぎせいと なった ひとの なを きざんだ 「へいわの いしじ」が、 ゆーひに てらされて いた。   おきなわせんの せんぼつしゃすーわ、 18まん 8せんにんよと される。  うち おきなわ しゅっしんの ぐんじんや がくとら ぐんぞくわ やく 2まん 8せんにん、 いっぱん じゅーみんわ 9まん 4せんにん。  おなが さんらが もくげき した げんじつわ、 この しまで、 その かずだけ おきた。   おきなわせんの ひさんさに、 みが ふるえた。   ≪しゃしん 3まい≫   おおくの しょーへいが じけつ した 「ほへい だい89 れんたい しゅーえんの ち」え むけ、 もりを すすむ。  3がつ ついたち、 おきなわけん いとまんし あらかき   やせん びょーいんが おかれた うっかーがま。  ぬかるみに あしを とられ、 なんどか ころびそーに なった。  3がつ ついたち、 おきなわけん いとまんし いしき   せんかを くぐって みずくみを した 「まつがわ ひーじゃー」と いう ゆーすいちで、 とーじを かたる おなが やすこ さん。  2がつ 28にち、 なはし まつがわ         (あさひ しんぶん 2019 3 20)                                おとなの ひがえりたび −− まるまるの           はなし       さんいん ほんせんの ぜっけいと ともに         はぎ(は) ながと(な) しものせき(し)を         はしる   ほんしゅー さいせいたんの ひびきなだに めんして、 しんしものせきえき〜ひがし はぎえきの さんいん ほんせん(いちぶ さんよー ほんせん) 11えきかんを はしる まるまるの はなしわ、 2017ねん 8がつに うんこーを かいし。  うみを ぶたいに した さんいん ほんせんの ぜっけいを たのしめる かんこー れっしゃと して ちゅーもくを あつめて いる。   ばくまつに にほんと せいよーを ひきあわせた ししたちの れきしと ぶんかが いきづく はぎ、 ながと、 しものせきの かしら もじから とった ゆにーくな なまえの しゃりょーわ、 「せいよーに あこがれた にほん(よー)、 せいよーが あこがれる にほん(わ)」を こんせぷとに、 2りょー へんせい それぞれが べつの でざいん。  なつみかんと はまゆーの はなが いろどる。  ひびきなだや にほんかいの かいがんびを たのしめるよー、 まどを できるだけ おおきく とって おり、 こぐしえき〜ゆたまえきかんでわ なみうちぎわまで みえる ばしょで ていしゃ するなど、 かいがんせんを はしる かんどーてきな しゃそーの ふーけいが たびの はいらいとだ。  それらに くわえ、 じょーしゃちゅーの くいず、 ぐっず ぷれぜんと、 ひがし はぎえき とーちゃくごの おぷしょん つあーなど、 せかい いさんや かずかずの ぜっけい、 うみの さち、 おんせんと いった えんせんの とぴっくに まつわる いべんとも よーい して いる。  もちろん かんこー れっしゃの おたのしみ、 しにせ りょーていの じもと しょくざいを つかった べんとーや にんきてんの すいーつなども じぜん よやく できる。  けしき、 いべんと、 ぐるめが じゅーじつ する この れっしゃわ、 どーちの たびを より いっそー もりあげて くれるだろー。   ≪しゃしん 2まい≫   こぐしえき きんぺんを はじめ、 かいがんせんの 3かしょの びゅー すぽっとでわ、 けしきを たのしむ ため やく 1ぷんかん ていしゃ する   ときにわ でんえん ふーけいの なかを。  しゅーいに とけこむよーな 3しょくに ぐらでーしょん する しゃたいが いんしょーてき     「しんしものせき〜ひがし はぎ」  まるまるの       はなし   ど・ にちよー、 しゅくじつを ちゅーしんに 1にち 1おーふく(しんしものせきえき 9じ 59ふん はつ、 ひがし はぎえき 14じ 13ぷん はつ)   りょーきん  じょーしゃけん ぷらす ざせき していせきけん   ☆ じぜんに ざせき していせきけんの こーにゅーが ひつよー、 じょーしゃびの 1かげつ まえの 10じから ぜんこくの JR の おもな えきの みどりの まどぐち・ おもな りょこーがいしゃで とりあつかい。  しょくじ(よー よやく)わ べんとー 2500えん(しんしものせきえき はつ げんてい)、 はぎの おつまみ せっと 1600えん(ひがし はぎえき はつ げんてい)、 はぎの すいーつ せっと 1300えん(ひがし はぎえき はつ げんてい)   ≪しゃしん 2まい≫   ぜんせきが うみがわを むいた よーふー ていすとの 2ごーしゃわ しっくな ふんいき   たたみの あしおきを せっち するなど ぬくもり あふれる でざいんの 1ごーしゃわ わふー ていすと     しゃないでの おたのしみ   しんしものせきえき はつでわ めいてんの べんとーを。  しんしものせきえき → ひがし はぎえきゆき げんていで たかすぎ しんさくも あいした しものせきの しにせ りょーてい 「こぐしや」の りょーりちょーが かんしゅー する べんとーを よーい(じょーしゃ みっか まえまでに よー じぜん よやく)。  じもとの しょくを たのしみたい。   ひがし はぎえき はつわ おつまみ & すいーつ。  ひがし はぎえき → しんしものせきえきゆきでわ、 はぎの よーがしてん 「Sweets うきしま こーぼー」の すいーつ せっとや、 はぎの しにせ かっぽー 「ちよ」の いたちょーが げんせん、 じざけと あわせたい おつまみ せっとが ある(じょーしゃ みっか まえまでに よー じぜん よやく)。       じかんが あれば たちよりたい ひがし         はぎ   まるまるの はなしの きしゅーちゃくえきでも ある ひがし はぎえきでわ、 れきし ふぁんが かず おおく おとずれる しょーいん じんじゃなど、 てんざい する しし ゆかりの すぽっとに おとずれて みたい。  さんさく まえにわ はぎ めいりん がくしゃで かんこー じょーほーを あつめて みても。     しょーいん じんじゃ   いしんの せんかくしゃ よしだ しょーいんを さいじんと して めいじ 40ねん(1907)に そーけん された。  けいだいにわ、 しょーいんが しゅさい した しじゅく しょーか そんじゅくや きんしん せいかつを おくった きゅーたくが げんそん する。   でんわ  0838−22−4643   じゅーしょ  やまぐちけん はぎし ちんとー 1537   こーつー  JR ひがし はぎえきから はぎ じゅんかん まあーる ばす ひがし まわり こーすで 13ぷん、 しょーいん じんじゃまえ げしゃ すぐ   りょーきん  はいかん むりょー(しせいかんの ゆーりょー てんじしつわ 500えん)   じかん  しょーか そんじゅくわ 8じ〜にちぼつ、 しせいかんわ 9〜17じ(にゅーかんわ 16じ 30ぷんまで)   やすみ  むきゅー   ちゅーしゃじょー  60だい   ≪しゃしん≫  けいだいにわ しょーいんの しょーがいを しょーかい する れきしかんや、 いひん・ いぼくなどを てんじ する しせいかんも ある     はぎ めいりん がくしゃ   くにの とーろく ゆーけい ぶんかざい(ほんかんとー)の きゅー めいりん しょーがっこー もくぞー こーしゃを かいしゅー せいび。  はぎ はんこー めいりんかんや めいりん しょーがっこーの れきしを てんじ する ほか、 せかい いさん びじたー せんたーを はじめ、 はぎぐるめが あじわえる れすとらんなどが ある。   でんわ  0838−21−0304   じゅーしょ  やまぐちけん はぎし えむかい 602   こーつー  JR ひがし はぎえきから くるまで やく 10ぷん   りょーきん  ほんかん むりょー、 2ごーかんわ 300えん   じかん  9〜17じ(れすとらんわ 11〜15じ、 18〜21じ。  よるわ よー よやく)   やすみ  2がつの だい1 かよーと その よくじつ   ちゅーしゃじょー  はぎ めいりん せんたー ちゅーしゃじょー りよー 180だい   ≪しゃしん≫  あらたな かんこー しせつと して 2017ねんに おーぷん。  やく 90m の ろーかなど、 もくぞー こーしゃと して にほん さいだいきゅー     (「おとなの ひがえりたび  ちゅーごく・ しこく       2020「  JTB ぱぶりっしんぐ(                                ほしの はやしに  ぴーたー まくみらんの           しいか ほんゆー≪ほんやくの ほん           あそぶ≪   わが そのに うめの はな ちる ひさかたの   あめより ゆきの ながれくるかも             (『まんよーしゅー』 822ばん               おおともの たびと(   Plum−blossoms   scatter on my garden floor. ・  Are they snow−flakes   whirling down   from the sky?   「あめ」を heavens でわ なく sky と やくした。  げんそーてきで こーごーしい 「てん」を いみ する heavens よりも、 げんじつてきな 「そら」で ある sky から はなが ながれて くると する ほーが、 えいごでわ かえって げんそーびを きわだたせられるからだ。       ゆきと うめ、 きよらかな 「みたて」   なんねんか まえ、 まんよーしゅーの けんきゅーに おける だい1にんしゃに おあい する きかいが あった。  その かたわ 「まんよーしゅーわ まだ すべて えいやく されて いない。  あなたが やりなさい」と いった。  4500しゅだから、 10ねんも あれば できる、 と。  10ねん!  わたしわ その とほーも なさに わらって しまった。  しかし、 その かたの ことばわ あたまを はなれなかった。   ゆっくりと、 わたしの まんよーしゅーえの かんしんわ そだって いった。  さくねん、 まんよーしゅーに ついての こーえんを たのまれてから、 ほんやくえの きょーみわ、 さらに もえあがった。  なんだか、 この かしゅーを やくすよーに、 すべてが しぜんと そー むかって いるよーに かんじられた。   だから この はる、 あたらしい げんごーが まんよーしゅーから きて いると しった ときの おどろきと かんがいわ、 ことばに できなかった。  わたしの しごとの おおくわ こてん ぶんがくに かかわる ものだから、 その ことばが かしゅー、 それも いだいな ぶんがく さくひんを しゅってんと して いる ことに、 わくわく した。  ほんやくの しごとを、 おおきく あとおし して もらったよーに かんじた。   こんかいわ 「れいわ」の しゅってんと なった じょぶんを もつ ばいかの えんの うたの うち、 うたげの しゅさいしゃで ある たびとの うたを しょーかい したい。  「みたて」わ にほん ぶんかの じゅーよーな がいねんの ひとつで、 あらゆる じゃんるに えいきょーを およぼして いる。  みたてとわ ある ものを べつの ある ものに おきかえたり、 いったいか させたり して とらえる はっそーで ある。  この うたの うめの はなと ゆきの ばあいわ ぜんしゃで あり、 かんしにも このまれた ゆきと うめの ひゆを、 きよらかに うたいあげて いる。  この みたてわ おーべいにわ ない ものなので、 とても しんせんに うつる。   この かどでの ひに、 わたしわ にほんに いる ひとびとの こーふくが、 たびとの おもいえがく そらに ながれた はなびらと おなじくらい たくさん、 ゆたかで あるよーに いのる。  ついに かくごを きめて、 まんよーしゅーの ほんやくに とりかかって みる つもりで ある。                   (2019 5 1)           ………………………………   からころも きつつ なれにし つまし あれば   はるばる きぬる たびをしぞ おもう           (『いせ ものがたり』 9だん             ありわらの なりひら(   In these familiar lovely robes I’m   Reminded of the beloved wife   I have left behind, stretching far−−   Sadness, the hem of journeys.   うたの かく くの ぼーとーを つなげると 「かきつは(ば)た」と なる おりくの ぎほーを どー すれば えいやく できるか。  しくはっく した すえに I−R−I−S(iris −− かきつばた)を ぎょーとーに おけた ときわ うれしかった。       れんそー する ちから、 にほんの でんとー         ぶんか   「げんだいごやく」  きなれた ころものよーに なれしたしんだ つまを おいて きて いるので、 はるか とおくに きて しまった この たびを おもうよ   『いせ ものがたり』 9だんにわ、 みやこを はなれ、 かきつばたの さく やつはしの ちに たどりついた なりひらの すがたが ものがなしく えがかれて いる。  『いせ ものがたり』と いったら これ、 と いうほどに ゆーめいな ばめんだ。   かれの ともが 「かきつばた」の おりくで、 たびが しゅだいの わかを つくろーと ていあん する。  おりくとわ かく くの あたまに おく もじを よむと ことばが うかぶ しゅーじで ある。  そこで なりひらが つくった うたわ、 れとりっくの ほーこだ。  「つま」 「はる」 「きぬる」など、 「ころも」に まつわる えんごと かけことばを くし して いる。  なんねんか まえに 『いせ ものがたり』を ほんやく した さい、 これらの しゅーじわ すべて えいごに やくした。  たとえば、 「はるばる」と 「はる≪ひろがる≫」の かけことばわ stretching far と した。   また 『いせ ものがたり』 9だんわ、 もっとも えに えがかれた にほん ぶんがくの ひとつでも ある。  はやい じだいの えにわ、 なりひらと かれの とも、 やつはし、 かきつばたが えがかれる。  しかし しだいに、 はしと かきつばただけで 『いせ ものがたり』が れんそー されるよーに なった。  おがた こーりんの けっさく 「かきつばたず」でわ、 かきつばたの はなだけで この ものがたりを しめして いる。   この ふよーな ぶぶんを そぎおとして せんれん させ、 れんそーを おおいに はたらかせる ちからこそ、 のーから ちゃのゆに いたるまで、 すべての にほんの でんとー ぶんかの かなめで ある。  この ことに きづいた ときの よろこびと おどろきわ、 わたしの びいしきを かくめいてきに かえた。   まいねん、 わたしわ おもて さんどーの ねづ びじゅつかんに いく。  「かきつばたず」を みて にわの かきつばたを ながめ、 『いせ ものがたり』を おもいだす。  この じゅーそーてきな れんそーの びに であいなおす。  それわ きわめて ゆたかな びてき けいけんで あり、 にほんの でんとー ぶんかの うつくしさえの、 そして この くにに くらすよーに なった ことえの、 ふかい かんしゃを かきたてるのだ。                   (2019 6 5)                   (しじん、 ほんやくか)                     (あさひ しんぶん)                                がん げのむ いりょー けんさ うけやすく           −− 6がつから ほけん てきよー           たいしょーに   がんさいぼーの 100しゅ いじょーの いでんしを しらべ、 かんじゃごとに さいてきな ちりょーほーを さぐる 「げのむ いりょー」の いでんし けんさ しすてむが 5がつ 29にち、 こーてき いりょー ほけんの てきよー たいしょーと なる ことが きまった。  こーかてきな くすりを えらぶ いりょーの ふきゅーに つながると きたい されるが、 きゅーきょくの こじん じょーほーと される いでん じょーほーに よる さべつから かんじゃを どー まもるかなど かだいも おおい。       いでんし かいせき さいてきな ちりょー さぐる   この ひの ちゅーおー しゃかい ほけん いりょー きょーぎかい(こーせい ろーどーしょーの しもん きかん)の そーかいで しょーにん された。  けんさ しすてむわ、 しすめっくすが こくりつ がん けんきゅー せんたーと かいはつ した 「NCC おんこ ぱねる」と、 ちゅーがい せいやくが あつかう 「ふぁうんでーしょん わん CDx。  1かいの かかく(こーてい かかく)わ いずれも 56まんえんで、 6がつ ついたちから こーてき いりょー ほけんの てきよー たいしょーと なる。   かんじゃの じこ ふたんわ 1〜3わり。  ねんれいや しょとくに おーじて じょーげんがくを せってい する 「こーがく りょーよーひ せいど」が てきよー され、 70さい みまんで ねんしゅー 370まん〜770まんえんの ばあい、 じこ ふたんわ 8まん 3ぜんえん ていどで すむ。   がんさいぼーの いでんしを いちどに しらべ、 どの いでんしに へんいが あるかを かいせき できる。  がんと あらたに しんだん される ひとわ ねん やく 100まんにん いるが、 たいしょーしゃわ さいはつや しんこーで ひょーじゅんてきな ちりょーが うけられない かんじゃや、 しょーにや きしょーがんなど いちぶから すたーと。  りょーしゃの よそくから ねんに けい 2まん 6せんにんと される。  また、 ちりょーに つながるのわ これまでの けんきゅーから 1〜2わり ていどと される。  こーかが きたい される くすりが しょーにん されて いなかったり かいはつちゅーだったり する ためだ。   けんきゅー だんかいの どーしゅの けんさを うけた かんじゃにわ、 ちりょーが うまく いった ひとも いる。   とーきょー とないに すむ 50だいの じょせいわ さくねん、 とないの びょーいんで けんさを うけた。  らんそーがんの しゅじゅつを 10ねんほど まえに うけたが、 さいはつを くりかえした。  こんご どんな ちりょーを うければ いいのか ふあんを かんじて いた。   「BRCA 1」と いう いでんしに へんいかも しれない はいれつの ちがいが みつかり、 これを ひょーてきに する ぶんし ひょーてきやくが きく かのーせいが あると わかった。  その くすりを つかうと こーかが みられ、 しゅよー まーかーの あたいが ひくい じょーたいが つづいて いると いう。  じょせいわ 「けんさ けっかが くすりを つかう あとおしに なった」。  ほけん てきよーが きまった ことを うけ 「こんご、 ちりょーに つながる ひとが ふえるよー、 くすりの かいはつを すすめて ほしい」と かたる。   こくりつ がん けんきゅー せんたー せんたん いりょー かいはつ せんたーの つちはら かつや ぶんやちょーわ、 「ひょーじゅんてきな ちりょーが かくりつ して いない かんじゃに とって、 こーかの ありそーな みちが みつけられる ちゃんすに なる」と はなす。   くにわ さきも みすえる。  いでんし じょーほーを でーた べーすか し、 しんやくの かいはつを はかる。  かんじゃの どーいを えた うえで いでんし じょーほーを くにの しせつに ていきょー する ことを ほけん てきよーの じょーけんに した。  おなじ いでんし へんいの かんじゃに どの くすりが どのぐらい こーかが あり、 どんな ふくさよーが あったか じょーほー しゅーしゅー し、 だいがくや きぎょーの けんきゅーを そくしん する。     がん げのむ いりょーの ながれ   1. しゅじいが せつめい し、 かんじゃが どーい   →   2. がんさいぼーの じゅんび   →   3. 100しゅるい いじょーの いでんしを いちどに かいせき   →   4. へんいを とくてい   →   5. えきすぱーと ぱねる(せんもんかに よる かいぎ)で ぶんせき   →   6. さいてきな ちりょーを ていあん       きょてん びょーいん ふやし ぶんせきりょく         きょーかえ   くにわ がん たいさくの ししん 「がん たいさく すいしん きほん けいかく」の もくひょーに がん げのむ いりょーの すいしんを かかげ、 たいせい せいびを うながす。   けんさを うけられるのわ、 こくりつ がん けんきゅー せんたー ちゅーおー びょーいん(とーきょーと)など 11かしょの ちゅーかく きょてん びょーいん(78% ひょー)と 156かしょの れんけい びょーいん。  ちゅーかく きょてんでわ、 いでんし かいせきの けっかを もとに、 がん ちりょーや いでんしの けんきゅーに くわしい いしらが あつまり ぎろん する 「えきすぱーと ぱねる」と よばれる かいぎを ひらき、 かんじゃに あった ちりょーほーを ぶんせき する。   11かしょで ぶんせき できるのわ ねん 4せん〜5せんけん。  さらに おおくに たいおー できるよー こーろーしょーわ ことし 9がつを めどに、 やく 30かしょの びょーいんを あらたに きょてん びょーいんに してい する。   けんさで みつかった くすりに よる ちりょーわ どこで うけるのか。  けんさを うけた ちゅーかく きょてんや れんけい びょーいんが きほんと なるが、 くすりが しょーにん されて おらず ちけんや りんしょー けんきゅーに さんか する かんじゃも おおく、 てんいんが ひつよーに なる ばあいも ある。   すみやかに ちりょー できるよー、 くにわ ほけんが きく ちりょーと きかない ものを くみあわせた こんごー しんりょーの きせいを ゆるめる しくみ 「かんじゃ もーしで りょーよー」を つかいやすく する。  ちゅーかく きょてん びょーいんで いちぶの くすりを つかう ばあい、 かんじゃごとに ひつよーだった けんきゅー けいかくの しんせいと せんもんかに よる しんさを はぶき、 やく 2しゅーかんで つかえるよーに する。  かんじゃえの せつめいを する じんざい いくせいも きゅーむだ。     がん げのむ いりょーの たいせいの いめーじ   れんけい びょーいん −− 156かしょ   ちゅーかく きょてん びょーいん −− 11かしょ、 えきすぱーと ぱねるの じっし、 ねんないに 30の きょてん びょーいんを しんせつ よてい   がん げのむ じょーほー かんり せんたー −− いでん じょーほーの でーた べーすか、 けんきゅー かいはつの そくしん   ≪いか、 「れんけい」わ れんけい びょーいんを、 「ちゅーかく」わ ちゅーかく きょてん びょーいんを、 「せんたー」わ がん げのむ じょーほー かんり せんたーを あらわします≫   「れんけい」 ちりょー けいかなどの りんしょー じょーほー → 「ちゅーかく」 りんしょー じょーほー → 「せんたー」   「せんたー」 ちょーさ けっか → 「ちゅーかく」 けっかと その かいしゃく → 「れんけい」   「れんけい」・ 「ちゅーかく」 がんの そしき → 「けんさ しせつ」   「けんさ しせつ」 かいせき けっか → 「せんたー」         ひょー −−−−−−−−−−−−−          ≪ちいき −− ちゅーかく きょてん びょーいん  れんけい びょーいんの かずの じゅんに しるします≫   ほっかいどー −− ほっかいどーだい びょーいん  6   とーほく −− とーほくだい びょーいん  7   かんとー こーしんえつ −− こくりつ がん けんきゅー せんたー ひがし びょーいん、 こくりつ がん けんきゅー せんたー ちゅーおー びょーいん、 とーきょーだい びょーいん、 けいおーだい びょーいん  48   ちゅーぶ −− なごやだい びょーいん  28   きんき −− きょーとだい びょーいん、 おおさかだい びょーいん  30   ちゅーしこく −− おかやまだい びょーいん  22   きゅーしゅー・ おきなわ −− きゅーしゅーだい びょーいん  15                                        けっかに よる さべつ 「きんしを」   「げのむ いりょー」で いでんしを もーらてきに しらべると、 いでんせいの がんも わかる。  こー した じょーほーを めぐり みんかんの いりょー ほけんえの かにゅーや しゅーろーじの とらぶるが けねん されると して、 さべつを きんじる るーるづくりを もとめる うごきが ある。   「ぜんこく がん かんじゃ だんたい れんごーかい(ぜんがんれん)」わ さくねん 12がつ、 こーろーしょーなどに よーぼーしょを ていしゅつ。  いでんてきな りすくを もつ かんじゃに ふりえきを もたらさないよーな たいせいの さっきゅーな せいびを もとめた。  ちょーとーはで つくる ぎいん れんめいわ ことし 3がつ、 いでん さべつの ぼーし きていを もりこんだ ほーあんの こっしあんを しめした。   ぜんがんれんに よると、 いでんせいの がんだと わかった ことを しんだんしょに いしが きにゅー し、 かにゅー して いた ほけんがいしゃに ほけんきんを せいきゅー した ところ、 りゆー なく けんさ けっかを ていしゅつ するよー もとめられた じれいが あった。  いしが ほけんがいしゃに といあわせると、 よーきゅーわ とりさげられたと いう。   17ねんに こーろーしょー けんきゅーはんが じっし した いんたー ねっとでの ちょーさ(かいとーしゃすー やく 1まん 1せんにん)に よると、 かぞくの びょーれきや、 いでんせい しっかんの かけいで あると いう ことから、 「さべつ」を うけたと かいとー した ひとが 3.2% いた。  せいめい ほけんや いりょー ほけんに かにゅー する さいに きょひ されたり たかい ほけんりょーを せってい されたり したと いう。   ぜんがんれんの あまの しんすけ りじちょーわ 「げのむ いりょーにわ きたい して いる。  だが かんじゃが あんしん して けんさや ちりょーを うけられるよー まもる たいせいの せいびが ふじゅーぶんだ」と してき する。   こんかい ほけん てきよーが きまった 「ふぁうんでーしょん わん CDxわ 60かこく いじょーで つかわれて いる。  げのむ いりょーが すすむ べいこくでわ、 08ねんに いでん じょーほー さべつ きんしほーが せいりつ。  いでんせいの がんに つながる いでんし へんいを もって いる ひとに、 こよーや ほけん ぶんやなどでの さべつを きんじた。  えいこくでわ、 えい ほけんぎょー きょーかいが せいふと きょーていを むすび、 ほけんしゃが いでんし けんさ けっかを りよー する ことを げんそく きんじて いる。   おーべいの せいどに くわしい わせだ だいがくの よこの めぐむ じゅんきょーじゅ(いじほー)わ 「ひつよーな ときに けんさを あんしん して うけられるよーに する ために、 こくないでも ほーりつや きょーていなどで るーるを めいかくか する ひつよーが ある」と してき する。         (あさひ しんぶん 2019 5 30)                                なつばの べんとー いたまぬ はいりょを       とーきょー がす 「しょくじょーほー せんたー」         なまため しょちょーに きく   しっきと きおんが たかまる しーずんわ、 しょくざいが いたみやすく、 しょくちゅーどくの りすくが たかく なる。  たべるまでに じかんが あく べんとーわ いっそーの はいりょが ひつよーだ。  どんな たいさくを したら いいのだろーか。     しっかり かねつ よく さます  もちはこび       ほれいざい わすれずに  こーきん しょくざい       かしんわ きんもつ   しょくちゅーどくの よぼーわ 「きんを つけない」 「きんを ふやさない」 「さっきん する」 −− と いうのが だいげんそく。  りょーり きょーしつを うんえい する、 とーきょー がす 「しょくじょーほー せんたー」の なまため さなえ しょちょーわ 「べんとーを いたみにくく するにわ、 できるだけ みずけを すくなく し、 せいけつな じょーたいを たもつ ことが たいせつです」と きょーちょー する。   べんとーばこわ、 ぱっきんなど こまかい ぶぶんまで ていねいに あらい、 よく かわかす。  すいぶんの おおい なまやさいや くだものわ さけ、 ごはんわ おかずと べつの よーきに つめると いい。   しょくちゅーどくの げんいんに なる きんの おおくわ、 75どで 1ぷんかん いじょー かねつ すると しめつ する。  しょくざいわ なかまで しっかり ひを とおす。  そのまま たべられる はむや ちくわも やいた ほーが あんしんだ。  「さかなやき ぐりるを つかうと たんじかんで ひが とおり、 あみに のせれば (しょくざいの) すいぶんも おとせます」と なまため さん。   つめる ときや ほぞんの しかたにも きを つけたい。  しょくざいを あつい まま つめると じょーきが こもり、 ざっきんが はんしょく しやすく なるので、 よく さましてから ふたを する。  きっちん ぺーぱーを しいた きんぞくせいの ばっとなどに ひろげると さましやすく、 みずけも のぞける。   しょくざいわ てで ちょくせつ さわらず、 おにぎりわ らっぷで つつんで にぎる。  すいぶんや きんが ほかの しょくざいに うつらないよー、 おかず どーしわ かっぷなどで しきると いい。  こーきん しーとなど しはんの ぐっずを かつよー するのも てだ。  こどもに にんきの 「きゃらべん」わ、 おおくの しょくざいを てで あつかいがちなので 「なつばわ おすすめ できない」そーだ。  もちはこぶ ときわ ほれいざいを わすれずに。  でざーとに ぜりー いんりょーを こおらせて いっしょに もてば、 ほれいざいがわりに なる。   こー した ぽいんとを ふまえて、 いたみにくい べんとーの れいを おしえて もらった。   ごはんわ、 こーきん しょくざいと される うめぼしを たきこんで まぜこみ、 とりの からあげわ、 2どあげ する。  きんぴらわ すこし こいめの あじつけに。  「すいぶんりょーの すくない にんじんや ごぼーわ べんとーむき。  それでも、 しっかり につめて すいぶんを とばしましょー」。  ぱぷりか いためわ、 こーきん こーかが きたい できる すぱいすで あじつけ。  ふーみも よく、 しょくよくが ます。   きんの はんしょくを おさえる こーかの たかい ちょーみりょーの だいひょーかく、 すも じょーずに かつよー したい。   しょくひん めーかーの みつかんに よると、 ごはんを たく さいに、 こめ 1ごー(150ぐらむ)に たいして こさじ 1 じゃくの すを くわえると いたみにくく なり、 さんみも きに ならないと いう。  ただ、 すいはんきの かまや なべの そざいが あるみ、 どー、 てつの ばあいわ こしょーに つながる かのーせいが ある ため、 かくにん しよー。   なまため さんわ 「こーきん こーかの ある しょくざいや ぐっずも かしんわ きんもつです」と はなして いる。   ≪しゃしん 3まい≫   なつばの べんとーれい。  ひを とおし、 すいぶんを きょくりょく とばした きんぴら、 ぱぷりかの すぱいす いため、 とりの からあげ。  うめぼしを まぜこんだ ごはん。  ほれいざいも かつよー する   おかずを さます ときわ、 きっちん ぺーぱーを しいた ばっとに ひろげる。  いそぐ ときわ、 ばっとの したに ぬれぶきんを おく   「ちょーりの だんかいで すいぶんを とばせる、 やく、 いためる、 あげると いった ちょーりほーが おすすめ」と はなす なまため さん       (ちゅーごく しんぶん 2019 6 6)                                ちえと くふーで あつさを しのぐ           せいりょーかんの ある はっかが           だいかつやく   −− じだいに あわせず きせつと きょーそん する でんきだい つき 500えんの かいてきな くらし −−   とーきょー こーがいの にほん かおくで だんなさまと 3にんの おこさまたちと くらす あずま さんわ、 れいぞーこや えあこん、 せんたくきなどを もたず、 まいつきの でんきだいを 500えんほど(!)に おさえた かんきょーに やさしい くらしを じっせん されて います。  さぞかし すといっくに きりつめた せいかつを して いるのだと おもって いましたが 「じぶんが ここまでなら できると おもった ことを やって いるだけ。  むしろ くふー する ことを たのしんで います」と にっこり。  えあこんに たよらず あつい なつを のりきる ひさくわ、 きせつに あわせた こーどー じかんだと いいます。   「えあこんの ふきゅー して いない じだいに つくられた にほん かおくなので あさばんわ すごしやすいですが、 なつわ いえの なかも 30ど いじょーに。  あついと さぎょー こーりつが おちるので、 ある とき はらを くくって あつい じかんわ むり せず やすもーと きめました。  はやおき して ひを つかう かじを あさの すずしい じかんたいに しゅーちゅー して おわらせて、 ひるまわ こまめに やすんだり おひるね したり して むり せず すごして、 かじや しごとが のこって いる ばあいわ ひが おちてから とりかかります」   ぐりーん かーてんや すだれ、 とーの まくら、 たけの うちわなど むかしながらの ほーほーや あいであで りょーを とって いる あずま さんですが、 なかでも あつさ たいさくに かかせない あいてむが はっかゆだそー。  「なつわ よく あしゆならぬ あしみずを するのですが、 はっかゆを たらすと すーっと せいりょーかんが あっぷ するので おすすめです」   やっぱり きいて おきたい 「れいぞーこわ なくて だいじょーぶなのか」と いう しつもんにわ 「れいぞーこを なくしてから からだの ちょーしが いいんです!」と ちからづよい こたえ。  「ひえた ものを とらなく なったら、 なつかぜを ひいたり なつばて したり しなく なりました。  それまでわ あついと しょくよくが おちて たいじゅーが へり、 つかれやすく なるので ずっと なつに よわいと おもって いたのですが、 いまわ それが まったく なくなったので ひえた ものを たべて いた ことが げんいんだったよーです」   いたみやすい にくや さかな、 とーふなどわ たべる ぶんだけ その ひに かうので、 おなかを こわしたり、 くさらせたり した ことわ 1ども ないそー。   「あせを かいたら うめぼしや ぬかづけを たべたり、 まいにち おすの どりんくを のんだり して ねっちゅーしょー たいさくも して います」   じだいの ながれに あわせず、 きせつと きょーそん する あずま さんの くらしわ、 かんきょーにも からだにも やさしい くらしでした。   ≪しゃしん≫   えんがわや にわで する あしみずわ あずまけの なつの ていばん。  あしや てを ひたすだけで くーる だうん できます。  たらい いっぱいに はった みずに、 はっかゆを 1〜2てき(このみで かげん) たらせば、 そーかいかんも あっぷ。       ひとむかし まえの せいかつ すたいるで かぞく         ぜんいん、 なつばて しらずです   あつい なつに かかせない ばんのーな はっか   さわやかな かおりに いやされる はっかゆわ、 ちいさい びんでわ たりないので おおびんで こーにゅー。  あしみずを する ときにも つかいますが、 むしよけや しょーしゅーざいなどにも つかえるので 1ねんを とおして じょーび して います。   ぺぱー みんと しょーかい   でんわ 0152 (72) 0839   https://kitamihakka.com/   はっか すぷれーで くーらー きぶんを あじわう   なつわ よく すぷれー ぼとるに みずと はっかゆを 1〜2てき いれて はっか すぷれーを つくります。  はだに ふきかけて せんぷーきで かぜを あてると すーっと して くーらーのよーな きぶんに。  はんかちなどに しゅっと するのも おすすめです。   おちゃの でがらしで ひやけの ぼーしと けあ   でがらしの りょくちゃを ひやけの けあや ひやけどめに。  「たんにんにわ ひふの えんしょーを おさえる こーかが あるので、 むかしから やけどの ちりょーなどに つかわれて いました。  こどもにも あんしん して つかえます」   ≪でがらしの りょくちゃを むすめさんの かおに やさしく ぬる あずま さんの しゃしんが あります≫   かぜの とおりが いい ちく 60ねんの にほん かおく   あずま さんが くらすのわ、 ちく 60ねん いじょーの にほん かおく。  「しょーじを あけたら へやが つながるので かぜの とおりが いいです」。  なつわ すずしい 1かいで、 そこびえの する ふゆわ 2かいで すごす ことが おおいそー。     せいかつ じかんわ きせつに あわせて います   ひを つかう だいどころ しごとわ あさに すべて おわらせる   「なつの しょくじわ なつやさいの つけものや さらだなど ひを つかわない りょーりを ちゅーしんに、 にものなど ひを つかう りょーりわ すずしい あさの うちに おわらせます」。  おひる ごはんわ あさごはんの のこりや おべんとーを つくって たべるので ひわ つかわないそー。   ですく わーくわ すずしい ばしょに いどー しながら   ふづくえを かぜとおしの よい ばしょえ いどー させて、 ごぜんちゅーに ですく わーくを すませます。  なんねんも まえに あらものやさんで こーにゅー した とーの せいざ いすが おきにいり。  「ねつが こもらなくて かいてきなんです」   いちばん あつい ひるまわ むり せず あたまと からだを やすませる   ひるまの もっとも あつい じかんたいわ むり して うごいたり せず、 おひるねを したり して からだや あたまを ゆっくり やすめます。  「ござ、 とーの まくら、 たけの うちわわ しかくてきにも すずしさが かんじられるので ながねんの あいよーひんです」   みずあびを かねて こどもと いっしょに せんたくを する   「なつの せんたくわ こどもの みずあびを かねる ことも あります」。  この ひわ 3さいの すえっこが おてつだい。  「あか ふんで、 きいろ ふんで」と あずま さんの やさしい こえが おふろばに ひびきます。     しつらえを くふー して より すずやかに       すごします   ねいろが ここちいい なんぶてつ ふーりんを あいよー   ちりりんと かろやかな おとに こころが なごむ ふーりんわ、 にほんの すいを かんじる なつの ふーぶつし。  あずま さんが あいよー する 「すずむし」と いう なの なんぶてつ ふーりんわ、 なんねんも まえに あさくさの ほおずきいちで こーにゅー。   しょーじを はずして かぜの とおりみちを つくる   なつわ すべての へやを できるだけ あけはなして、 かぜの とおりみちを つくると いう あずま さん。  「ろーかの まるまどのよーな ぶぶんや かもいの しょーじなども かんたんに はずす ことが できます。  これだけで だいぶ すずしく なりますよ」   そとからの めせんも さえぎる みためも すずしげな すだれ・」   さげるだけで すずしい かんかくに なる すだれわ、 なつに かかせない あいてむの ひとつ。  「まえの じゅーにんが つけた ものだと おもいますが、 げんかんに ついて いた かーてん れーるが すだれを かけるのに ぴったりなんです」   ひざしを やわらげる ぐりーん かーてん   ひざしを さえぎり、 じょーさん さよーで あつさを やわらげて くれる ぐりーん かーてんわ、 ごーやや へちまなど まいとし かえて そだてて います。  「へちまわ たわしが つくれたり、 けしょーすいも とれるので おきにいりです」   むかしながらの きんぎょばちが りょーかんを えんしゅつ   めだかが およぐ きんぎょばちも りょーを えんしゅつ。  「にわに おいて ある とーきの はちで かって いるんですけど、 あかちゃんが うまれたら この きんぎょばちに うつします」。  となりに ならぶ すてきな かごわ きんじょの おとしよりから ゆずりうけた ものだとか。     のみものも たべものも すべて じょーおんで       いただきます   すいぶん ほきゅーわ しっかり みずだし りょくちゃか むぎちゃが ていばん   なつわ みずだしで りょくちゃか むぎちゃを つくりおき。  りょくちゃを みずだし する ときわ、 ちゃばを すりばちで すってから つくると いいそー。  「つかいおわった ちゃばも むだに せず、 りょーりに つかったり、 こすめに かつよー します」   くえんさんで なつばて ぼーし おすと はちみつの どりんく・」   なつばて ぼーしにも さいてきな くえんさんが ふくまれる すと、 みつばちを はたけで よーほー して とった じかせい はちみつの どりんくわ こどもたちも だいすき。  「あかじその じゅーすも つくります」   じかせいの うめや ぬかづけで ねっちゅーしょー たいさく   「てづくりの うめや ぬかづけを たべて いれば ねっちゅーしょー よぼーにも なります」。  おおきい つぼの うめわ 3ねんもの、 ちいさいのわ 1ねんもの。  れいぞーこが ないので、 のこった しょくざいわ じかせい みそに つけたり、 すづけや しおづけに したり して じょーびさいに。   かんぶつや ひものを ちゅーしんに なまものわ たべる ぶんだけ こーにゅー   にくや さかなが たべたい ときわ、 その ひに たべきれる ぶんだけを こーにゅー するので ろすわ なし。  とくに かんぶつや ひものわ なつに だいかつやく。  おおきい びんにわ きんときまめ、 ちいさい びんわ だいず、 ほーろー よーきにわ じかせいの きりぼし だいこんが。   かぼちゃの たねも さいりよー てづくりの おちゃを たのしむ   「すてない」 ことわ あずま さんの もっとーの ひとつ。  やさいの たねや やそーも かんそー させたり、 いったり して おちゃに して たのしみます。  どくだみ、 はとむぎ、 かぼちゃの たね、 よもぎ、 げんまい。       りそーわ しょーわ 30ねんごろの くらし         すくない えねるぎーで かいてきに すごす         くふー   みぢかに ある ものを くふー して こすめに したり、 むかしながらの ほーほーを とりいれたり。  かぎり ある しげんを むだに せず、 すくない えねるぎーで くらす あずま さんの あいであを ごしょーかい。     みぢかな ものから はじめる えこな くらし   えあこんの すいっちを いれながら、 あたまの すみを よぎる 〈かんきょー もんだい〉。  たいしょー うまれの おばあさんから ゆずりうけた ちえや しょーわ 30ねんごろの せいかつを おてほんに くらす あずま さんの いえにわ えあこんも れいぞーこも ありませんが、 かでんが あった ときより いまが げんきだと いうから おどろき。  しょーえねわ べんりすぎる ふべんな げんだい せいかつの かだいです。  おもいたったら すぐに じっせん できる、 みぢかな ものを いかした あずま さんの あいであを まね して、 かんきょーにも やさしい なつを すごしたいですね。   ほした みかんの かわを かとり せんこーがわりに   かんきつるいに ふくまれる せいぶんにわ むしよけ こーかが あるので がいちゅー よぼーに さいてき。  「からからに てんぴぼし した みかんの かわに ひを つけて、 かやりぶたに つるします」   しょーえん さよーの ある きゅーりで ひやけごの あふたー けあ   ひやけごの はだの けあにわ、 しょーえん・ ちんせい さよーが ある きゅーりの しぼりじるが おすすめ。  「りょーりで でた きれはしや かてい さいえんで そだちすぎた きゅーりを つかいます」   すと はーぶで つくる むしよけ すぷれー・」   200ml の すに むしが きらう みんとなどの はーぶ やく 20g を 2しゅーかん つけるだけ。  すぷれー ぼとるに いれて きに なった ところに しゅっ。   まいにちの そーじわ はたき・ ほーき・ ぞーきんで   そーじわ、 はたき・ ほーき・ ぞーきんを つかって あさの すずしい うちに おわらせます。  そーじが すむーずに できるよー、 ゆかに ものを おかないよーに して、 かぐの はいちも くふー。   おにわ こんぽすとで なまごみを ださない せいかつ   やさいくずと いっしょに こめぬかを いれると びせいぶつが かっせいか。  なつわ ぶんかい されやすいので 1しゅーかんくらいで あとかたも なく なって においも なし。  「むしが きても うこっけいが たべちゃいます」     Profile  しょーえね せいかつ       けんきゅーか あずま かなこ さん   1979ねん うまれ。  とーきょー のーぎょー だいがく そつぎょー。  とーきょー こーがいの にほん かおくで れいぞーこや せんたくき、 えあこん、 くるま、 すまほなどを もたず、 かんきょー ふかの すくない くらしを ついきゅー。  5にん かぞくで でんきだいわ ひとつき 500えん ていど。  ちょしょに 『もたない、 すてない、 ためこまない。  みのたけ せいかつ』(しゅふの とも いんふぉす じょーほーしゃ)。  『すてない ぜいたく』(けやき しゅっぱん)など。   http://kodawariomutu.web.fc2.com/         (りんねる とくべつ へんしゅー 「りょー」の           ある くらし 2019 6 24(                                おりーぶ そだてて すろー らいふ!   おりーぶわ、 じょーぶで そだてやすく、 ぎんいろに きらめく はが しんぼる つりーと しても にんきです。  しょかに うまれた かじつわ ゆっくりと ふくらんで、 9がつ げじゅんから ねんないまで しゅーかくきを むかえます。  しなやかな えだで くらふとも。  あこがれの すろー らいふを おりーぶを そだてる ことから はじめませんか?       あきの みずみずしい ぐりーん おりーぶや、         ふゆの かんじゅく した ぶらっく         おりーぶを たのしむ   おりーぶの かじつわ せいじゅく するに したがって、 かひが きみどりいろ、 あかむらさきいろ、 くろえと へんか して いきます。  しゅーかくわ、 かひの きみどりいろが きいろみを おびる 9がつ げじゅん いこーで、 このみの せいじゅく だんかいで つみとります。   おりーぶの かじつわ とても にがいので、 きほんてきにわ せいじゅく だんかいに おーじた ほーほーで にがみを ぬいてから りよー します。  ひとつぶずつ てづみで しゅーかく したら、 きれいに あらい、 にがみを ぬくなどの しょりを して、 しょーどく した みっぺい よーきに いれて れいぞーこで ほぞん。  じゅくした かじつほど にがみわ すくなく、 あくぬきも かんたんです。     みずで にがみを ぬいた ぐりーん おりーぶの       しんづけ   ぐりーん おりーぶの にがみを みずで ぬいた もの。  かせい そーだを つかうより、 かじつの うまみと ほろにがさを たのしめる。   つくりかた かじつに ないふで ふかい きれこみを 3かしょほど いれ、 たっぷりの みずに 2しゅーかんほど、 まいにち みずを かえながら ひたして にがみを ぬく。  たべられる ていどに にがみが ぬけたら みっぺい よーきに いれ、 3% のーどの しおみずを そそいで れいぞーこえ。  にごったら しおみずを かえながら ほぞん。  ふゆの あいだに たべきるのが べすと。     ぶらっく おりーぶの めーぷる しろっぷづけ   にがみを ぬかずに かんじゅくかを つける。  りきゅーるいりの ちょこれーと ぼんぼんのよーな ほーじゅんな みかく。   つくりかた くろく かんじゅく した かじつの たねを ぬいて みっぺい よーきに いれ、 めーぷる しろっぷを ひたひたに そそぐだけ。  1しゅーかんごから たべられる。     ぶらっく おりーぶの しおづけ   かんじゅくかならでわの じゅーしーな みかく。   つくりかた たねを ぬき、 かじつの 15% の おもさの しおを かじつに まんべんなく まぶして みっぺい よーきに いれて ほぞん。  しおが にがみを ぬいて くれる。  1かげつごから たべごろ。  うすい しおみずに 2じかん いじょー ひたして しおぬきを する。     もっと ひろがる おりーぶの あじわい   ぶらっく おりーぶの ぺーすと たべごろの ぶらっく おりーぶの しおづけと おりーぶ おいるを ふーど ぷろせっさーで なめらかに。   おりーぶ おいる おいる がんゆーりょーが おおく かひが やわらかい 〈るっか〉などの かんじゅくかで、 おいるを しぼる ことも できる。       ふゆの せんていで みつきを たもつ   てきき  1がつ〜3がつ じょーじゅん   まいとし げんきな えだを のばして しゅーかくりょーを あげるにわ ふゆの せんていが たいせつ。  おりーぶわ ほーがりょくが つよいので、 おもいきって えだを きっても だいじょーぶです。     かいかや けつじつに かかせない さぎょー   おりーぶわ せいちょーが はやく、 せんてい しないと しげりすぎて かぜとおしと ひあたりが わるく なり、 せいいく ふりょーや びょーがいちゅーの はっせいを まねきます。  せも たかく なります。  まいとし ふゆに せんてい して じゅけいを うつくしく たもち、 げんきな しんしょーを たくさん のばしましょー。  なお、 ことし のびた えだわ らいねん かじつを つけるので、 きらない ことが きほんです。     きる えだ   ≪4まいの しゃしん≫   さいしょに、 かれえだ、 びょーがいちゅーや さむさで いたんだ えだを きる。   こみあった ぶぶんわ、 うちがわや したがわを むいた えだを つけねから きって 1〜2ほんに する。   うちがわで いきおい よく のびた えだや、 したむきの えだを つけねから きる。   とちょー した えだわ とちゅーで きる。  きりくちの したの はの つけねから あたらしい えだが のびるので、 そとがわを むいた はの うえで きると よい。     せんてい した えだはを つかう   りーす はりがねを 2じゅーに まいて このみの おおきさの わを つくり、 その わに はりがねを らせんじょーに まきつけて しんを つくる。  その わに えだを まきつけて いく。   ぴっく(よーじ) つまよーじくらいの ふとさの えだを きり、 うえの は 2まいを のこして したの はを とる。  せんたんを はさみで けずって とがらせる。   なまばの おりーぶ てぃー ねっとーに 3ぶんの 2りょーの はを いれて 3〜5ふん にだす。  のんかふぇいんで、 ひやしても おいしい。  やくざいを つかって いない はで つくる。     ぶん  おかい みちこ   えんげい けんきゅーか。  しゅふぎょーと しごとを たのしく りょーりつ させて いる がーでにんぐ かうんせらー。  まいとし、 かいがいも ふくめて おりーぶの めいさんちを たずねて けんぶんを ひろめ、 「おりーぶの でんどーし」とも いわれる。  きんちょに 『NHK しゅみの えんげい 12かげつ さいばい なび (10) おりーぶ』(NHK しゅっぱん)などが ある。   ≪おりーぶの えだに ふれながら ほほえむ おかい さんの しゃしんが あります≫   「おりーぶわ さまざまな よーとに りよー でき、 くらしを ゆたかに して くれる きです。」         (「しゅみの えんげい」 2018 11)                                りょーり −− せろりの ちんじゃお           ろーすーふー   あさいちの せろりの ちんじゃお ろーすーふー れしぴ。  かれーこで こどもも たべれる!   NHK あさいちで わだいに なった 『せろりの ちんじゃお ろーすーふーの つくりかた』を ごしょーかい します。  せろりわ すききらいが はっきり でやすい やさいの ひとつですが、 かれーこを つかう ことで たべやすく ごはんも すすむ りょーりと して おすすめの れしぴです。   ばんぐみで おなじみの、 ゆーめいな しぇふの かたが かていでも さいげん できる れしぴを ひろー される 『はれとけ きっちん』の こーなーで わだいに なりました。     ざいりょー   せろりの くき  1ぽん   かれーこ  こさじ 2ぶんの 1   ぎゅー ももにく かたまり  100g   しお  ひとつまみ   ときたまご  3ぶんの 1こぶん   かたくりこ  こさじ 1   さらだ あぶら(したあじよー)  こさじ 1   さらだ あぶら(いためる とき)  おおさじ 1と 2ぶんの 1   ねぎの しろい ぶぶん  5cmぶん   あわせ ちょーみりょー   しょーゆ  おおさじ 1   おいすたー そーす  こさじ 1   さとー  こさじ 1   さけ  こさじ 1   みず  こさじ 1     つくりかた   (1) せろりわ ぴーらーで かわを むいて、 5cm かける 3mm の ひょーしぎぎりに する。   かれーこを くわえて あえ したあじを つける。   (2) ぎゅーにくも せろりと おなじくらいの ほそぎりに して、 ぼうるに いれる。   しお、 ときたまごを くわえて まぜあわせる。   ぜんたいが なじんだら、 かたくりこ、 さらだ あぶら こさじ 1を くわえて あえ したあじを つける。   そのご ふらいぱんを ねっし くわえて いためる。   (3) せんぎりに した ねぎを くわえて いためあわせる。   (4) (1)の せろりを くわえて つよびで いためあわせる。   (5) あわせ ちょーみりょーを まぜあわせ、 くわえて いためあわせる。   (6) うつわに もりつけ、 かんせいです。   ちなみに せろりが にがてな こども 8にんに ししょく して もらった ところ、 ぜんいんが 「おいしい!」と いう ひょーかでした。             (2019 5 14 ほーえい、               あさいち ほーむ ぺーじ(                                ひろしま こーきょー がくだん       ていき えんそーかい  だい393かい     にっぽん・ ぽーらんど こっこー じゅりつ       100しゅーねん   2019ねん 9がつ 13にち(きん)   ひろしま ぶんか がくえん HBG ほーる 18じ 45ふん かいえん(17じ 45ふん かいじょー)   しき しもの たつや   ぴあの しみず かずね   きょくもく   しょぱん(ぼつご 170ねん)  ぴあの きょーそーきょく だい1ばん ほたんちょー   やしろ あきお(せいたん 90ねん)  こーきょーきょく   ちけっと りょーきん(ぜいこみ)  S 5200えん、 A 4700えん、 B 4200えん(がくせい 1500えん)   ちけっと はつばいび  いっぱん ぷれい がいど 2019ねん 7がつ 13にち(ど)  ひろきょー じむきょく 2019ねん 7がつ 16にち(か)       ていき えんそーかい  だい394かい     ぷれみあむ ていき   2019ねん 10がつ 11にち(きん)   ひろしま ぶんか がくえん HBG ほーる 18じ 45ふん かいえん(17じ 45ふん かいじょー)   しき りお くおくまん   ヴァいおりん さら ちゃん   きょくもく   しべりうす  ヴァいおりん きょーそーきょく にたんちょー   らふまにのふ  こーきょーきょく だい2ばん ほたんちょー   ちけっと りょーきん(ぜいこみ)  S 6200えん、 A 5700えん、 B 5200えん(がくせい 1500えん)   ちけっと はつばいび  いっぱん ぷれい がいど 2019ねん 8がつ 11にち(にち)  ひろきょー じむきょく 2019ねん 8がつ 19にち(げつ)       でぃすかばりー しりーず     べーとーヴェん せいたん 250しゅーねん       こーきょーきょく しりーず   2019ねん 10がつ よっか(きん)   JMS あすてーる ぷらざ だいほーる 18じ 45ふん かいえん(17じ 45ふん かいじょー)   しき しもの たつや   ぴあの こだま もも   きょくもく   べーとーヴェん  「れおのーれ」 じょきょく だい2ばん   ほそかわ としお  ぴあの きょーそーきょく 「つきよの はす」 もーつぁるとえの おまーじゅ   べーとーヴェん  こーきょーきょく だい2ばん にちょーちょー   ちけっと りょーきん  S 5200えん、 A 4200えん、 B 3200えん(がくせい 1せんえん)   ちけっと はつばいび  いっぱん ぷれい がいど 2019ねん 8がつ よっか(にち)  ひろきょー じむきょく 2019ねん 8がつ いつか(げつ)           (ひろしま こーきょー がくだん             2019ねんど いやー ぶっく(                                おんせい がいど たいおー えいが   「おんせい がいど たいおー えいが」を みる ための りよー がいど(UDCast)が、 ひろしま けんりつ しかく しょーがいしゃ じょーほー せんたーの ほーむ ぺーじ、 「おしらせ」 あぷり UDCast で きく おんせい がいどつき えいが じょーほー 「UDCast とわ」に あります。   いかの じょーほーわ 7がつ 26にち げんざいの ものです。  じょーえい にちじわ かく じょーえい ばしょにて ごかくにん ください。       『げきじょーばん  かめん らいだー         じおー Over Quartzer』         『きし りゅーせんたい りゅーそーじゃー         THE MOVIE たいむ         すりっぷ!  きょーりゅー ぱにっく!!』     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       てんきの こ     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい(にほんご じまくつき じょーえい 8がつ いつか《にち》〜28にち《すい》)   はっちょーざ さろん しねま   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       あるきめですの たいせん     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   はっちょーざ さろん しねま   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       Diner だいなー     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       とーきょー ぐーる (S)     たいおー げきじょー   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       みゅーつーの ぎゃくしゅー         EVOLUTION     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       ざ ふぁぶる     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       ごじら  きんぐ おぶ もんすたーず     たいおー げきじょー   109 しねまず ひろしま   くれ ぽぽろ       どらごん くえすと  ゆあ すとーりー         (8がつ 23にち《きん》から)     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい(にほんご じまくつき じょーえい 9がつ ついたち《にち》〜よっか《すい》)   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11(にほんご じまくつき じょーえい 8がつ 25にち《にち》〜28にち《すい》)   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       ひっこし だいみょー!  (8がつ 30にち         《きん》から(     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       にんげん しっかく  だざい おさむと         3にんの おんなたち(9がつ         13にち《きん》から(     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   109 しねまず ひろしま   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど       HiGH and LOW THE         WORST (10がつ よっか         《きん》から(     たいおー げきじょー   TOHO しねまず みどりい   いおん しねま ひろしま せいふー しんと   ひろしま ばると 11   T じょい ひがし ひろしま   ふくやま えーがる 8 しねまず   ふくやま ころな わーるど             (Top of UDCast               ほーむ ぺーじ(                                さぴえ としょかん らんきんぐ           (2019ねん 6がつ 25にちから           7がつ 24かまで(       だうん ろーど された らんきんぐ         (5いまで けいさい)     てんじ でーた   ひょーじ こーもくの ならびじゅんわ、 れんばん  たいとる  ちょしゃめい  かんすー  せいさくかんの じゅんです   1  おとなの ほけんしつ せっくすと かくとー する おんなたち  あさひ しんぶん 「じょしぐみ」 しゅざいはん ちょ  4  てんやく さーくる うぃず   2  Windows 10 の うらわざちょー けっていばん BESTわざ 155  きさい なし  3  おおいた てんやく るーむ   3  60ぷんで わかる!  きゃっしゅれす けっさい さいぜんせん  きゃっしゅれす けんきゅーかい ちょ やまもと まさゆき かんしゅー  2  おおいた てんやく るーむ   4  したまち あぱーとの ふしぎ かんりにん  おおしろ ひそか ちょ  4  ならけん しかく しょーがいしゃ ふくし せんたー   5  がんばらない すとれっち じりつ しんけいを らくーに ゆるめる  たがわ なおき ちょ  1  とよたし ちゅーおー としょかん     でいじー でーた   ひょーじ こーもくの ならびじゅんわ、 れんばん  たいとる  ちょしゃめい  じかんすー  せいさくかんの じゅんです   1  のーす らいと  よこやま ひでお ちょ  13じかん 58ふん  にっぽん てんじ としょかん   2  7にんの しきゃく −− おんみつ せんどー 2  いなば みのる ちょ  5じかん 20ぷん  ならけん しかく しょーがいしゃ ふくし せんたー   3  したまち やぶさか しんりょーじょ  いけなが よー ちょ  8じかん 57ふん  ふくしまけん てんじ としょかん   4  おっぱい まんしょん かいしゅー そーぎ  はらだ ひか ちょ  5じかん 32ふん  にっぽん せきじゅーじしゃ ほっかいどー しぶ てんじ としょ せんたー   5  そして、 ばとんわ わたされた  せお まいこ ちょ  10じかん 59ふん  にっぽん てんじ としょかん       おんらいん りくえすと された らんきんぐ         (5いまで けいさい)     てんじ しりょー   ひょーじ こーもくの ならびじゅんわ、 れんばん  たいとる  ちょしゃめい  かんすー  せいさくかんの じゅんです   1  ちんもくの ぱれーど  ひがしの けいご ちょ  8  にっぽん てんじ としょかん   2  そして、 ばとんわ わたされた  せお まいこ ちょ  6  かながわけん らいと せんたー   3  あくとー(あうとろー) けいしちょー そたいぶ ぶんしつ  みなみ ひでお ちょ  4  ふくしまけん てんじ としょかん   4  きゅーきゅー びょーいん  いしはら しんたろー ちょ  2  こーち こえと てんじの としょかん   5  あねの けっこん  むれ よーこ ちょ  3  みやぎけん しかく しょーがいしゃ じょーほー せんたー     ろくおん しりょー   ひょーじ こーもくの ならびじゅんわ、 れんばん  たいとる  ちょしゃめい  しりょー しゅべつ  じかんすー  せいさくかんの じゅんです   1  きかん  どーば しゅんいち ちょ  おんせい でいじー  10じかん 58ふん  にしのみやし しかく しょーがいしゃ としょかん   2  ぼーだれす  ほんだ てつや ちょ  おんせい でいじー  8じかん 17ふん  にっぽん てんじ としょかん   3  ますたー しよー ぴーしー とーかー てん(PC−Talker 10)の しょーと かっと おーよーへん  らびっと へん  おんせい でいじー  2じかん 41ぷん  そのた   4  ぶんだん −− 100まんごくの るすいやく 12  うえだ ひでと ちょ  おんせい でいじー  6じかん 51ぷん  しまねけん せいぶ しちょーかく しょーがいしゃ じょーほー せんたー   5  ねずみの そーし −− しん よいどれ ことーじ 13  さえき やすひで ちょ  おんせい でいじー  7じかん 34ぷん  とよなか しりつ おかまち としょかん                     (さぴえ としょかん)                                へんしゅー こーき   れいわに なって、 ちょっと おまつり さわぎでした。  てんのー・ こーごー りょーへいかに ついても みんな こーいてきで よろこばしい ことです。   このたびわ じょーこー・ じょーこーごー ごふさいの こーたいし・ てんのー へいか じだいの ひろしまに おもいを よせる きじに なりました。   きおく しなくてわ ならない ひと して げんばくの ひを あげられました。  そのよーに おもって いただける あいだわ へいわが つづくよーな きが します。   しかし、 げんばく とーかも だんだん しらない ひとが おおく なりました。  わかい ひとたちが これを けいしょー して じせだいに つなげて いって くれる ことを ねがって やみません。   よだんですが、 れいわに なった ひが たんじょーびでした。  なんねんぶりかに たんじょー いわいを して もらって、 ちょっと うれしかったです。                     (わかくさ)