広島県立視覚障害者情報センター
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Q & A

点字ってなあに?

1.点字ってなあに

目が不自由な人のための文字です。縦3点、横2点の6点の組み合わせで構成されています。仮名も数字も英字も記号も点字で表せます。読むときは指で触って読みます。

2.だれが考えたの?

点字はフランス人のルイ・ブライユ(1809〜1852)によって1825年に現在の点字が考案されました。
日本の点字は石川倉治(いしかわくらじ)(1859〜1944)によって翻案されました。
WBU(世界盲人連合)ではルイ・ブライユの誕生日(1月4日)を世界点字デーに制定しています。
日本では日本語の点字が制定された11月1日を日本点字制定の日としています。

3.点字ブロックってなあに?

道路などに貼られた視覚障害者のための誘導の目印です。 点字ブロックには大きく分けて2種類あります。細長い「線状ブロック」は進む方向、丸いデコボコの「点状ブロック」は注意を表す点字ブロックです。

4.視覚障害者情報センターってなあに?

点字図書館は、目の不自由な方のために点字図書や 録音図書を製作し、貸出しするなど情報やコミュニケーションの支援を行う施設です。
たとえば・・・

5.盲導犬ってどんな犬?


盲導犬は目の見えない人を誘導する犬のことです。ラブらドールレトリバーやゴールデンレトリバーが一般的です。盲導犬はハーネスという特殊な器具を付けており、目の見えない人はハーネスのハンドルを持って歩きます。

6.盲導犬の数は?


国産第一号の盲導犬は昭和32年(1957年)に誕生しました。現在日本で活躍している盲導犬は963頭、盲導犬使用者は982人です(平成17年3月調べ)。盲導犬よりも使用者が多いのは、夫婦や親子で盲導犬を使用している人がいるからです。盲導犬は目の見えない人を誘導する犬のことです。ラブらドールレトリバーやゴールデンレトリバーが一般的です。盲導犬はハーネスという特殊な器具を付けており、目の見えない人はハーネスのハンドルを持って歩きます。

7.盲導犬はお店に入れるの?


平成14年(2002年)に「身体障害者補助犬法」という法律ができました。この法律によって、盲導犬使用者は盲導犬と共にレストラン・ホテル・病院を利用したり、電車・飛行機・タクシーなどの乗り物に乗ったりできるようになりました。

8.目の見えない人はどんなスポーツをするの?


目の見えない人も、多くのスポーツを楽しんでいます。主なものは、陸上競技、水泳、グランドソフトボール、フロアバレーボール、サウンドテーブルテニス(卓球)、ハンディキャップテニス、ゴルフ、スキー、柔道などがあります。目の見えない人のできないスポーツを探す方が大変かもしれませんね。

9.グランドソフトボールはどのようにするの?


ボールはハンドボールを使います。ピッチャーはキャッチャーの手ばたきの音を聞いてボールを転がします。バッターは転がってくる音を頼りにボールを打ちます。走塁はコーチの手ばたきの音を頼りに走ります。野手は弱視の選手と全盲の選手がおり、弱視の選手は普通のソフトボールのようにボールを取ったら一塁手に送球しますが、全盲の選手は転がってくるボールを取るだけでアウトになります。こうやってルールを工夫することでソフトボールができるわけです。

10.コインの見分け方はどうするの?


目を使わずにコインを見分けることは割と簡単です。たとえば、5円と50円には穴があります。周囲がぎざぎざなのは50円・100円・500円です。一番大きくて重いのが500円で一番小さくて軽いのが1円です。こうしてコインの特徴を憶えてしまえば、皆さんにも分かりますよ。

 

 

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